【6月23日(土)】
●笠井氏と一緒に東京へ。チェックインのできる時間ではないのだが、夜も遅くなりそうだし、とりあえずホテルに寄ったら手続きだけさせてくれたので荷物を置かせてもらう。昼飯を食ったりして時間をつぶしてから出版クラブ会館へ。本格ミステリ作家クラブの総会に出席。その後、受賞パーティ。
聞いてはいたがえらい人出で、移動もままならない人混み。ささやかなクラブだったはずがこのように人を動員することになるとは、やはり喜ばしいことなのであろう。
●二次会はレストランバーみたいなところを貸し切り。しばらく飲んで十数人でカーニバルへ移動。歌わない人も多かったので、人数の割にはよく歌ったかも。
【6月24日(日)】
●早めに3時にはお開き……とはいえスタートは10時くらいだったのでちっとも早くないか。ホテルに戻って爆睡。起きるともうチェックアウトの10時過ぎ。慌てて顔を洗い、髭を剃ろうと思ったら髭剃りがない。うーん。安いだけのことはある。
●昼から某文庫のため、有栖川有栖、倉知淳、麻耶雄嵩(敬称略)の三人と一緒に編集者と打ち合わせ。結構盛り上がるが、果たしてどうなるのか。
●打ち合わせ後、再び別のホテルにチェックイン。帰るのも大儀なので、今日から自主カンヅメ状態となる。(初日が別のホテルだったのは単に常宿が取れなかったから)
【6月25日(月)】
●カンヅメ中。食事以外外出せず。
【6月26日(火)】
●カンヅメ中。食事以外外出せず。
【6月27日(水)】
●奥泉光『グランド・ミステリー』(角川文庫)。
面白いか面白くないかというとやはり面白いのだけれど、一番好きなのは妹の出てくるパートだったりして。戦時ものに出てくる活発な女性ってやっぱりいいよね。
●『刻Y卵』の東海氏と夕食。焼き鳥を食べて、その後、以前発見した餃子バーに。水餃子しか食べなかったがやっぱりうまいことを確認。
【6月28日(木)】
●推理作家協会賞。
協会も本格ミステリ作家クラブ同様お金がないので会費は一万円。しかもH書房もお金がないので二次会も会費制。この一週間の出費が総計いくらなのか計算したくもない。
が、ともかくめでたい。
二次会では田中啓文氏のたて笛演奏と久美沙織氏のマリリン・モンローの物真似を聞くことができた。うらやましい?
●またカラオケ。どうしても歌いたい、というわけでもないが、「歌う部屋」と「語る部屋」に分けられるとどうしても「歌う部屋」に行くしかないでしょ。久美さんとは初めてだし。
【6月29日(金)】
●例によってホテルに戻ってからもうだうだ。眠いのに結局朝7時過ぎまでくだらないことを話していた。BSで「ちゅらさん」を見てから寝ることに。
●チェックアウトしてうどんを食い、子持ちが土産を買うのにつきあって、その後新幹線に。と、菅さん一家が同じ車両に乗ってきてびっくり。
【6月30日(土)】
●CSで「がんばっていきまっしょい」。
「シコふんじゃった」みたいな映画だなあと思って見てたら、周防正行が製作にかんでたのね。あそこまでスポ根にはなってないが、田中麗奈の可愛さをうまく見せてくれているのでまあ満足。