【11月3日(土)】
●西澤保彦『異邦人 fusion』(集英社)。
……何が書きたかったんだろう。ミステリ、にしては、あまりに見え見えな真相だし、「バックトゥザフューチャー」ものだとしても、目新しさは感じられない。時間ものはやはり難しいということか。
【11月4日(日)】
●浦賀和宏『彼女は存在しない』(幻冬舎)。
これは結構よかった。騙される、というところまではいかないが、とにかくきっちり書けている。普通の人は充分驚けるのでは?
【11月6日(火)】
●大阪圭吉『銀座幽霊』(創元推理文庫)。
未読のものを片づけていたら結局全部読んでしまった。やはり国書の選択は正しかったことが判明。
【11月9日(金)】
●田中啓文誕生日特集なるものに文章を書かされる。てっきりおなじみのメンバーはみんな書いているのかと思ったら、全然書いとらへんやん。薄情な連中やで。
【11月10日(土)】
●大阪圭吉『とむらい機関車』(創元推理文庫)。
未読のものを片づけていたら結局全部読んでしまった。やはり国書の選択は正しかったことが判明。