ごった日記2001 11月1日〜10日


【11月1日(木)】
吉川良太郎『ボーイソプラノ』(徳間書店)。
 今度は「ペロー」に出てきた私立探偵の一人称。他の面々も顔を出すので、いまいち覚えていないキャラについては復習しておくとベター。相変わらずの達者な語り口を堪能。

【11月3日(土)】
西澤保彦『異邦人 fusion』(集英社)。
 ……何が書きたかったんだろう。ミステリ、にしては、あまりに見え見えな真相だし、「バックトゥザフューチャー」ものだとしても、目新しさは感じられない。時間ものはやはり難しいということか。

【11月4日(日)】
浦賀和宏『彼女は存在しない』(幻冬舎)。
 これは結構よかった。騙される、というところまではいかないが、とにかくきっちり書けている。普通の人は充分驚けるのでは?

【11月6日(火)】
大阪圭吉『銀座幽霊』(創元推理文庫)。
 未読のものを片づけていたら結局全部読んでしまった。やはり国書の選択は正しかったことが判明。

【11月9日(金)】
田中啓文誕生日特集なるものに文章を書かされる。てっきりおなじみのメンバーはみんな書いているのかと思ったら、全然書いとらへんやん。薄情な連中やで。

【11月10日(土)】
大阪圭吉『とむらい機関車』(創元推理文庫)。
 未読のものを片づけていたら結局全部読んでしまった。やはり国書の選択は正しかったことが判明。


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