ごった日記2001 11月11日〜20日


【11月15日(木)】
●上京。ホテルが取れなくてインターネットで探したのだが、上野で8000円というのを見つけて喜んでいたら、想像以上の宿でげんなり。二泊前払いを要求されて手持ちがなかったのでカードを使おうとしたら「使えません」。何で「使えます」って札立ててるんじゃ!
 部屋が畳で布団なのはまあいいとして、バスルームに普通の銭湯みたいに使いかけの石けんとシャンプーが置いてあるのはなあ……。
 おまけに門限は12時厳守だそうだ。
●気を取り直して帝国ホテルですばる三賞の授賞パーティ。ほとんど知り合いはいないだろうと思ったら案の定そうで、とりあえず食う。そのうち五条瑛、石田衣良組に参入。そのまま二次会(小説すばる新人賞の新人を囲む)、三次会(志水辰夫)と渡り歩くことに。
 石田さんには「我孫子さん、面白い!」と普通のことしか話していないのにウケまくる。ウケないよりはウケた方がいいが……。
●門限があるので帰る。

【11月16日(金)】
●連泊だというのに10時に起こされ、掃除をするから出てくれと言われる。
●秋葉原をうろついて「ヒカルの碁」を探すがどこも売り切れ。
●夕方から推協の理事会。
●理事会後、銀座で久々のいっこく堂ライブ。河内夫妻と待ち合わせ、三人で鑑賞。すべて見たことないネタばかりで堪能。
 なんかシナリオ書きたいよー。

【11月17日(土)】
●帰りの新幹線でW・J・パーマー『文豪ディケンズと倒錯の館』(新潮文庫)。
 ウィルキー・コリンズがワトスン役でディケンズが探偵役のミステリ――だと思ったら、どうも違った。少なくとも「推理小説」ではない。面白くなくはないが。
●立命の有栖川・二階堂対談には間に合いそうもなかったので、直接京フェスへ。森奈津子さんは大遅刻だそうで、それならまず立命に行ってもよかったと思うが後の祭り。
 牧野・田中対談をしばらく見ているうちに森さん到着。西澤さんの質問に会場大受け。
●飯を食った後、いつものように合宿。いつものように徹夜。いつものように泥酔。

【11月18日(日)】
●ふらふらになって帰宅。

【11月20日(火)】
田中啓文『ベルゼブブ』(徳間ノベルズ)。
 相変わらずぐいぐいと読ませる力がある。変なキャラ立ても長編だと慣れてしまうことに気づいた。やはり長編の人である。
 エピローグは蛇足か?


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