ごった日記


昔の日記を読む

【近況】
●いやーさぼったさぼった。力一杯さぼった。どうしてこんなにさぼったかというと、特に理由がないところがまたひどい。7月18日には長年のプロジェクト『かまいたちの夜2 〜監獄島のわらべ唄〜』がようやく発売されることとなり、それで忙しかったのだろうと好意的に解釈してくださっているかたもいらっしゃるようだが、別にそういう問題でもないのである。忙しいときでも更新するときは更新していたし、ここしばらく忙しかったといえなくもないが、だらだらしている時間は常に確保していたのだから。
 一旦さぼり出すと、溜まった日記をどうしようと考えたりするものでさらに腰が重くなり、そうするとまたまた日記が溜まるという悪循環。この際半年分についてはすでに書いてあった分のみアップして、残りはなかったことにしようと思います。
 しかしどうにもこうにも宣伝も報告もしなければいけないことがいくつか溜まっているので、そのあたりだけまとめて書くことにします。
●まず一番のニュースは前述のゲーム発売。詳細はチュンソフトのかまいたちの夜2公式ページをご覧下さい。今回のメインシナリオは田中啓文氏と牧野修氏で、ぼくはサブシナリオと監修という立場。4月3日には新宿紀伊国屋サザンシアターという大きなホールで超満員という盛大な発表会も行なわれた。東儀秀樹氏の篳篥(ひちりき)によるテーマ曲演奏、トークなどとともにゲームやドラマ制作の発表が行なわれた。(個人的に一番参ったのは東儀氏と手を繋いで日テレの「ズームイン!」というのをやらされたこと。恥ずかしいことこの上ない)
●で、そのドラマだが、これは「2」ではなく「1」のドラマ……といっても完全オリジナルの脚本。TBS系列で7月3日夜9時からの放送。主演は藤原竜也、内山理名となかなか旬の人をキャスティングしてあるが、個人的に嬉しかったのは演出・吉田秋生、脚本・伴一彦というベテランコンビ。「うちの子にかぎって……」とか「パパはニュースキャスター」「パパは年中苦労する」と田村正和の「こどももの」の大ファンだったので、いっそコメディにしてくれても楽しいなあと思っていたくらい(「パパ」シリーズDVD化を激しく希望!)。送られてきた脚本はコメディどころかダークなサスペンスホラーになっていて、仕上がりが楽しみ。
●そしてさらに先日5月28日には、脚本家・伴一彦氏との対談! この模様は、「かまいたちの夜2 スペシャルパック」に付属するDVDに収録予定。その際、何人かのキャストにご挨拶し、佐野史郎さんとは少しお話もできた。何かミョーな感覚でした。ブラウン管なしにテレビを見てるような、というか。伴氏も佐野氏もホームページで色々と書いていらっしゃるので詳しく知りたい方はそちらへもどうぞ。
 伴一彦氏の伴一彦オフィシャルサイト
 佐野史郎氏の橘井堂
●別の話。
 ご存じの方も多いでしょうが、毎年行なわれているミステリーナイトのイベントが、今年は新本格作家を呼んでトークイベントをプラスし、東京と関西で二回行なわれることになっていて、関西の方にはぼくも参加予定になっております。詳細はこちらで。
 とりあえず今日はこんだけ。じゃ、また半年後に(冗談……のつもりだけどほんとにそうなったりして)。

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