ジャンル

健脚

山行報告    西山ハイキングクラブ

行き先

奥大日岳・立山雄山(テント・小屋泊)

日時

202172931

天気

行動中は晴れ・曇り

<参加者>     会員11名(男性4名、女性7名)

<コースタイム>

29日(木)  JR京都駅(サンダーバード9:09発)金沢(つるぎ12:31富山地鉄・富山(13:50発)立山ケーブル・立山(15:20発)立山高原バス・美女平(16:00発)室堂(16:50着、体操、17:05出発)〜雷鳥沢ヒュッテ・雷鳥沢キャンプ場(泊)

30日(金)  雷鳥沢(5:30出発)〜新室堂乗越(6:50)〜室堂乗越〜カガミ谷乗越〜奥大日岳(8:40着、昼食等、9:30出発)〜カガミ谷乗越〜室堂乗越〜新室堂乗越〜雷鳥沢(12:05)

31日(土)  雷鳥沢(6:30出発)〜室堂ターミナル・室堂山荘(7:30、荷物を置く、8:10)〜祓堂〜一ノ越(9:20)〜雄山(10:40、昼食、11:00)〜一ノ越(12:00)〜室堂山荘(13:00)解散

立山高原バス・立山ケーブル・富山地鉄・JR新幹線・サンダーバードを乗り継ぎ、京都に20時09分着

<リーダー報告>

   台風8号の通過後の天気予報が、コロコロ変わり読めずに苦労した。しかし、立山では、天気予報がどんどん好転し、行動中は雨にあわなかった。出発日、サンダーバードは、福井で大雨により、金沢への到着が1時間余り遅れ、後の乗り継ぎも変更を余儀なくされた。室堂についたのは、最終のバスで夕方の5時前であった。

   雷鳥沢キャンプ場は、到着時は比較的テントの数も少なく、平らでテーブル・ベンチがあるところを選び、4張設営した。テント組参加者は食料の選択にいろいろ工夫(苦労)したようだ。費用は、昨年までは一人一日目は500円、二日目以降は1,000円でその後も設営できたのが、今年から一人一日1000円と値上げになっていた。30日、31日とテントは増えた。近くの立山ロッジの温泉がつかえた。

   雷鳥沢ヒュッテは、コロナ禍でかなり宿泊者の数を制限していた。ヒュッテのコロナ対策は、マスクの着用と食事前のアルコール消毒のみであった。何度も温泉を利用した。

   奥大日の稜線に出ると劔の雄姿が臨まれるなど、歩行中は立山や奥大日などを見ながらの稜線漫歩であった。登山はやっぱり天気に大きく左右されるものと再認識した。31日の土曜日の雄山では、老若男女の登山者が列をなしていた。ただ、軽装の登山者も多かった。

   雪渓がこの時期でも多く残っていた。

雪解けで、春の花と夏の花が同時に咲いていた。イワカガミ、チングルマ、キキョウ、リンドウ、イワツメグサ、コメツガ、ダイモンジソウ、ウサギギク、コバイケイソウなど多くの花に出会えた。

小屋組のみなさんは、室堂で雷鳥に出会った。

   天気予報では、午後に天気が悪くなり雷も予想されるとのことだったので、朝早くから行動を始めた。これが正解であった。やはり山での鉄則の通りであった。

キャンプ場では、高校の山岳部が合宿をしていた。彼らは、朝の3時頃から、黙々と準備をはじめ出発していった。いつも規律正しい彼らには感心する。はしゃいでいる社会人は見習うべきである。

コロナ禍でテントを張る登山者が増えているようだ。グループでも数人用でなく、個人テントを利用するものが多いのが昨今の特徴のようだ。

   最終日の雄山登頂へは、不要な荷物を室堂山荘と室堂のコインロッカーに預け、身軽になって登頂した。

   奥大日への行動日にAが、体調不良で歩き始めてすぐに引返した。雄山の行動日にBが体調不良で、室堂ターミナルで待機した。

   ヒヤリハットなし。

<会計報告>

交通費   JR京都〜富山 往復16,500円

富山地鉄 富山〜立山 往復 2,460円

立山ケーブル、高原バス 立山〜室堂 往復 6,320円

テント組  設営費@1日1000円×2日=2,000円

ガス代4個2,800円 通信費1,000円

小屋組   一泊10,500円(労山会員割引後)×2日=21,000円

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