ジャンル

一般

山行報告    西山ハイキングクラブ

行き先

大菩薩峠から牛の寝通り

日時

2021

1127日(土) - 28日(日)

天気

2日間とも晴れ

<参加者> 計12名 (男性2名 女性10名)

<コースタイム>

1127日(土)

京都発751のひかり号に乗車し、身延線・中央線を乗り継いで塩山1236着。タクシーで福ちゃん荘まで移動。1330着。

歩行:福ちゃん荘13:35 → 大菩薩峠(介山荘)14:25

1128日(日)

歩行:介山荘6:45 → 牛の寝通り分岐(石丸峠付近)730 → 榧ノ尾山900 → 棚倉小屋跡1030 → 大マテイ山1100 → 1135山沢入りのヌタ(昼食休憩)1205 → 栃の巨木1225 → 小菅の湯1400

小菅の湯発1441のバスで大月駅に移動し、大月からJRで新横浜を経由し京都に戻る。京都1937着。

<リーダー報告>

・大菩薩嶺は何回か歩いたことがありますが、牛の寝通り方面は歩いたことがありませんでした。今年は丑年ということもあって、この牛の寝通りを歩くことを計画しましたが、さいわい天候にも恵まれ、また参加者のみなさんの協力も得て無事実施できたことをうれしく思っています。

11月末にこれほど寒くなったのは予想外でした。介山荘(標高2000m弱)付近で28日早朝の気温がマイナス6.5゜Cまで下がりました。また、風もあったので体感温度はさらに低く感じました。

・寒かったけれども天候は2日間ともよく、空気も乾燥していたので、富士山をはじめ南アルプスの山々もきれいに見えて、心ゆくまで展望を楽しめました。また、甲府盆地はもちろん東京方面も見渡すことができました。

1日目は福ちゃん荘までタクシーで入ったので、介山荘まではゆるやかな登りをゆっくり歩いて1時間程度で到着です。今回の計画では、登りは基本的にこの1日目だけにして、あとは小菅まで下ればいいように設定したので、歩行距離は長くなりましたが、体力的には比較的楽なコースになっています。結果的に、今の私の体力からはこのように計画しておいてよかったと思いました。

・介山荘では忘年会や新年会を兼ねた登山者が多いとは聞いていましたが、きれいな山小屋ですし、小屋付近からの展望が素晴しいので、こんな交流目的の登山も楽しいかもしれないと思いました。

・私たちも夕食の後、食堂でマスクをつけながら短時間ですが参加者の交流ができ、楽しいひと時を過ごすことができました。

・牛の寝通りでは、11月末ともなると広葉樹林帯の木々の葉はすべて落ち、枯葉となって登山道を覆っているところが多く、コースがよくわからないところもあります。ときどき立ち止まってコースを確認しなければならないところもありましたが、落ち葉を踏みしめて歩くのは気持ちがいいものです。

・大菩薩嶺は人気のある山で、私たちが1日目の午後に登り始めたころには、土曜日ということもあって多くの登山者が下山してくるのに出会いました。ただ、小菅のほうに向かう人は少なく、牛の寝通りに入ると落ち葉を踏みしめる音を聞きながら、すっかり落葉した木々から漏れてくる日差しを浴びて楽しい歩行ができました。

・山沢入りのヌタから15分ほど小菅方面に下ったところにある栃の巨木も見ごたえがありました。

1つだけ残念だったのは小菅の湯に入れなかったことです。小菅の湯がボイラー交換のため11月中旬から臨時休業に入ってしまったからです。

JR中央線の大月から電車に乗りましたが、八王子駅は混雑していて、電車が若干遅れたこともあって、乗り換えが大変でした。新横浜からの新幹線を1本遅らせて、乗り換え時間にもう少し余裕をもたせるようにしておけばよかったと思いました。

・参考までに、塩山駅から福ちゃん荘までのタクシー料金は、普通車で6000円弱、介山荘の一泊二食の宿泊料は8000円です。

なお、介山荘は12月から冬の間は週末のみの営業になります。

・ヒヤリハットはなし。

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