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教育部

  報告      西山HC

内容

初歩の雪山教室@ (座学)

日時

2022年1月15日(土)

会場

西山HC事務所

参加者計

講師3人、スタッフ3人、受講生13 人、計19人(男性6、女性13)

プログラム  10:0012:00

1、開会あいさつ・進行             2、講義@雪山を学ぶ

3、講義A雪山の服装と装備     4、講義B雪山の歩き方

5、質疑応答・初歩の雪山教室A(実技)の案内

内容

講義@では、12/3031の新聞掲載の天気図をもとに、西高東低の冬の天気の特徴を解説。天気予報の解説をしっかり聞くことが天気予測の力をつける、積雪の状況はスキー場の積雪情報などが参考になるとアドバイス。固まる、融ける、崩れる、隠すなど雪の性質を知り、天候の急変や雪崩、道迷いなどの危険を予測して行動することやこまめな行動食の接種の重要性。雪庇やクレバス、踏み抜きなどに注意し、雪の時期は尾根を歩くこと、ピストンで戻る方がより安全など、強調されました。

講義Aでは、雪山の服装の基本は重ね着(レイヤード)であり、アンダーウェア、ミドルウェア、アウターウェアの三層で汗をかく前に衣類を調整して体温調節をすること。とりわけ下着(アンダーウェア)が重要と強調。手袋、耳まで覆える帽子、マフラー(ネックウオーマー)もレイヤードに組み込むと機能的と解説。登山靴は雪山専用でなくとも、革製でアイゼンの締め付けに耐えられる堅いアッパーと靴底のものと説明。アイゼン、ワカン、スノーシューのそれぞれの長所短所も解説。

講義Bでは、上りではつま先を雪に蹴りこむ、下りでは踵からステップを切るキックステップでの登降の仕方を解説し、「習うより慣れろ」が大事と強調。スピードを抑え歩幅を小さく歩くことの重要性、アイゼン、ワカン、スノーシューの特徴やこれらの歩き方の基本を解説しました。

質疑応答、2/19実技の打ち合わせも行いました。

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