<ジャンル> 教育部 |
山行報告 西山HC |
||
行き先 |
<2022年 初級山登りセミナー修了山行> 白山 |
||
日時 |
7月30日(日)〜31日(土) |
天気 |
両日とも晴れ |
≪参加者≫ 会員16人 |
|||
≪アクセス・コースタイム≫ [第1日目]7月30日(土) 晴れ JR長岡京駅東口7:00発→<マイクロバス 途中休憩2回25分>→11:45別当出合・登山センター(昼食)12:30発〜12:50上下一方通行路・上の分岐(休憩8分)〜13:23中飯場(休憩7分)〜(この間休憩3回25分)〜14:50別当覗〜(この間休憩3回20分)〜16:00甚之助避難小屋下(足つり 休憩30分)〜16:35甚之助避難小屋〜16:55(休憩5分)〜17:15南竜道分岐〜17:30エコーライン分岐〜17:45南竜山荘(泊) [第2日目]7月31日(日) 晴れ、にわか雨 南竜山荘7:00発〜7:13エコーライン分岐(休憩7分)〜7:53(休憩7分)〜8:28五葉坂分岐(休憩7分)〜8:55室堂センター(休憩15分)〜9:30(休憩5分)〜9:48高天原(中間点)〜9:58(荷物デポ休憩7分)〜10:22御前峰(2702m 休憩13分)10:35発〜10:45荷物デポ回収〜11:07(休憩5分)〜11:20室堂センター(昼食30分)〜12:05五葉坂分岐〜12:15黒ボコ岩(休憩5分)〜12:45滑落事故(処理・夕立対策休憩30分)13:15発〜13:40甚之助避難小屋手前(休憩5分)〜13:55甚之助避難小屋(休憩10分)〜14:35(休憩5分)〜14:50別当覗〜15:10(休憩5分)〜15:40中飯場(休憩10分)〜16:20上下一方通行路・上の分岐(休憩5分)〜16:50別当出合・登山センター〜17:00別当出合駐車場(解散)17:05発→<マイクロバス>→17:35白峰温泉総湯(入浴)18:15発→<マイクロバス 途中休憩3回30分>→22:23JR長岡京駅着 |
|||
≪リーダー報告≫ ◆三年ぶりに開いた初級山登りセミナーの修了山行は、日本三名山・百名山の白山(加賀白山)。座学2回と実技4回の訓練を経て臨んだが、猛暑という悪条件も加わり、なかなか厳しい山行となった。あらためて「楽に登らせてくれる百名山はない」を実感した。 ◆乗り入れが規制され一般車両の終点となっている市ノ瀬の周辺道路、駐車場は、コロナの感染拡大などどこにいったのかと思うくらいたくさんの車があった。登山口の別当出合も多くの登山者で溢れかえっていた。 ◆第一日目は昼食後に出発。別当出合の吊橋を渡るといきなりの急登。その後も急登が続く。加えて最も暑い時間帯なので体調を崩した人もおり、足つりなどのハプニングで、南竜山荘に到着したのは6時前だった。 ◆南竜山荘は、お花畑に囲まれた好立地の上に、食事もおいしく居室も快適で人気の山小屋。食材アレルギー対応もOK。インナーシュラフ持参などコロナ対策も厳しい。受け付け開始日(4/1)に朝から電話にかじりついてやっと予約できたが、それだけの値打ちがあった。 ◆第二日目も朝から晴れ渡る。花々を楽しみながら高度を稼いでいく。室堂センター(2450m)で気合を入れなおして、白山最高峰・御前峰(ごぜんがみね 2702m)をめざす。中間点・高天原を過ぎたあたりで、疲れのためかピッチが落ちてきた。「しんどい人は荷物をデポ」と呼びかけ、ザックを置いて貴重品と飲料など最小の装備で登った。 ◆頂上は360度の大展望で歓声があがった。荒々しい火口跡や翠ヶ池等も見えた。室堂センターに戻って昼食後、別当出合まで一気に1200m下った。いくつかのアクシデントやにわか雨があり、また次から次と下ってくるたくさんの登山者に道を譲りやり過ごしたため時間がかかった。 ◆チャーターした亀岡小型バスの運転手さんと打ち合わせた下山予定時間を大幅に超えそうなので、電波の通じるところで頻繁に連絡を取り合った。下山が遅くなったので一時は温泉をあきらめかけたが、運転手さんに無理をお願いし、短時間だが温泉で汗を流して帰ることができた。 ◆5年前(2017年)の初級山登りセミナー(当時は山登り初級実践教室)は両日とも雨で花や景色など楽しめなかったが、今回は夕立はあったものの両日とも晴れて、ハクサンフウロやハクサンコザクラ、ニッコウキスゲやコバイケイソウの大群生など花々も眺望も十二分に堪能できた。1日目は1班(馬場CL)、2日目は4班(中村SL)を先頭に歩いた。 [ヒヤリハット] @初日、Aさんが歩き始めて1時間ほどで歩みが遅くなる。中飯場を過ぎたあたりから、先頭のCLの後ろを歩いてもらうが、「むかむかする」と軽い熱中症のような症状。水分・ミネラルを補給し荷物を分散。繰り返し休憩をとりながら歩くが、甚之助避難小屋の手前で足つりをおこす(16:00頃)。30分程の休憩後、空身で歩いてもらいほぼ回復した。登山口からすぐの急登の連続と猛暑で体調を崩したのではないか。 A二日目、黒ボコ岩から急な下りを過ぎ、トラバース道になったところで、Bさんがザレた路面で滑り右側の草付き斜面を3mほど滑り落ちた(12:45頃)。CLがロープを使ってBさんのところまで下り様子を見たが、ほとんどケガはなかったので、ロープにすがって自力で斜面を登ってもらった。後の身体の点検で顔の軽い擦り傷と膝の打撲があり、対処してもらった。疲れで注意散漫になり、バランスを崩したのではないか。 B二日目、甚之助避難小屋を過ぎたあたりからCさんの歩みが遅くなる。別当覗を下ったあたりでスリップし尻もち(15:00頃)。「どこも異常はない」とのことだったがピッチはあがらない。「骨折やネンザではないか」との参加者からのアドバイスがあり、中飯場でもう一度点検してもらったが「異常ない。疲れと思う」とのことなので、荷物を分散し、先頭のSLの後ろを歩いてもらいゆっくり下った。 |
収支報告
|
内容 |
金額 |
収入 |
徴収会費 @25000×16 |
400000 |
支出 |
交通費(亀岡小型バスのマイクロバス)※高速料等込 |
184000 |
宿泊費(南竜山荘 1泊2食)@11100×16 |
177600 |
|
弁当代(南竜山荘 7/31昼食)@1100×12 |
13200 |
|
弁当代返金 @1100×4 |
4400 |
|
温泉代(白峰温泉総湯)@575×16 |
9200 |
|
通信費・事務費 |
2000 |
|
残金返戻 @600×16 |
9600 |
|
支出計 |
400000 |