ジャンル 一般 |
山行報告 西山ハイキングクラブ |
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行き先 |
大文字山北斜面I |
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日時 |
2024年3月2(土) |
天気 |
晴れ |
<参加者> 会員21名 |
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<コースタイム> 公衆トイレ横8:50出〜銀閣寺門前8:55〜八神社9:00〜太閤岩10:10〜火床10:45〜大文字山三角点11:20〜薬草園・昼食12:10―12:40〜花崗岩の洞窟12:55〜大理石の露頭(灰山庭園遺跡)13:15〜長等山テラス14:10〜不動尊14:45〜JR大津京駅15:10着(解散) |
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<リーダー報告> 〇前回に引き続き、講師のNさんに大文字山の岩石や成り立ちなど教えて頂いた。 〇コース説明後、Nさんより資料の説明を受けた。大文字山の一帯は地殻変動やマグマの熱変成によって固い岩石「ホルンフェルス」、「花崗岩」、など見られる。銀閣寺門前の石畳の黒っぽい石「ホルンフェルス」は大文字山から採ったもの、庭園に使われている白い砂「真砂」は「白川砂」と呼ばれ、花崗岩が風化してボロボロになってできたものだ。沢をよく眺めてみると砂金のようにキラキラ光って見えるものがある。これも花崗岩に含まれている黒雲母だそうだ。北斜面は花崗岩地帯で地面はザラザラしている。尾根に出て頂上を目指すと地面は黒っぽく、ホルンフェルス地帯になり、違いがはっきり分かり面白かった。 〇今回は大文字山を飛び出して、花崗岩の洞窟、大理石の露頭を巡った。ほとんどの方が初めて訪れた場所だ。みなさん、喜んでおられた。洞窟は花崗岩を切り出したあともあった。露頭の表面は汚れているが、誰かが削った跡を見て、大理石であろうと思った。 〇二回に渡って、Nさんに大文字山に関わる話を分かりやすく教えて頂き、本当にありがたかったです。大変勉強になりました。これから歩く大文字山がまた楽しくなりました。ありがとうございました。 〇ヒヤリハットなし。 |