ジャンル

健脚

    山行報告    西山ハイキングクラブ

行き先

燕岳から常念岳

日時

2025年86(水)〜9日(土)

天気

<参加者>      会員8

<コースタイム>

【6日】京都11:08中房温泉16:30(泊)                         

【7日】中房温泉7:55第二ベンチ9:06富士見ベンチ10:41合戦小屋11:33燕山荘13:39(チェックイン)燕岳14:49北燕岳(希望者のみ)15:30燕山荘泊16:20

(6,9q8時間27分)

【8日】燕山荘5:45大下りノ頭6:43大天荘10:01大天井岳10:21東天井岳分岐12:01常念小屋泊14:40

(10,1q9時間)

【9日】常念小屋3:57常念岳5:30常念小屋6:45〜7:11水場8:13王滝ベンチ10:38一ノ沢駐車場12:25しゃくなげの湯(解散)12:45穂高14:28京都18:12

(9,4km8時間30分)

〈リーダー報告〉

🔸6日:行きの特急しなのが倒木処理で40分遅れバスの乗換に間に合わなかったためタクシーに変更し予定通り宿の送迎に間に合った。

🔸7日:天気は、前日中房温泉に着いた頃から雨が降り出し、朝方大雨と風も強かったが、11時頃には上がる予報の為出発した。その後雨は上がったが風は続き時折小雨となり、徐々に回復に向かった。

合戦尾根登山路3号ベンチを過ぎたころから後方にいたAさんが遅れ気味となったため、2番手に来てもらいAさんのペースでの歩行を続け昼食後燕山荘に到着。チェックインし休憩後2グループに分かれて全員燕岳に登頂した。

🔸8日:朝霧雨だったが天気はすぐに回復し、燕山荘から槍穂高の絶景を見ながらの稜線歩きを楽しみ、大天井荘に到着した。Aさんは大天井岳登頂を辞退、小屋前で待機を希望されたため、7名で登頂した。その後東大天井岳、横通岳の登頂は割愛した。また、途中の稜線歩きでサルの軍団(10頭くらいか)に出会い、かわいい姿を見せて去っていった。ほかに、行き交った登山者から、横通岳近くのガレ場付近で熊を見たが、熊は谷側に逃げていったと知らせてもらい、用心しながら進んだが、熊を見ることはなかった。その後常念小屋に到着、ゆっくり全員で交流を行った。

🔸9日:朝食をおにぎりに変更して4時に出発。Aさんは常念岳登頂も辞退され、7人で出発。途中8合目近くでご来光を見てから登頂。槍穂高など360度の絶景を楽しみ、常念小屋に戻った。待機していたAさんと合流し全員で一ノ沢を下山した。渡渉の多い道で大雨の後の為、登山路は水浸しの箇所が多かったが、Aさんのペースに合わせ、30分ごとの休憩を取り、特に問題なく全員無事下山した。一ノ沢登山口からタクシー乗り場までの間の林道が崩落しており30分以上かかったが、途中からSLA さんのザックももって歩き、その後タクシーで安曇野しゃくなげの湯に向かい到着後解散、全員バスの時間まで入浴、軽食などを摂った。

🔸会計報告

中房温泉一人  16000

燕山荘              15000

常念小屋          13600

雑費                  4400円×835200

内訳    往路タクシー代13400円復路タクシー代9700円電話代100

バス代600円×84800

温泉入湯代700円×85600

事務費1600

🔸ヒヤリハット

7日合戦小屋で昼食を取った際、Aさんが雨、風などにより震えて低体温症気味となった。到着時に混み合っていたため風の当たるベンチに居続け、少ししか食べずにいたためと思われ、座る場所の移動、着衣追加による保温、もっと食べるよう促した結果パンも食べた、と聞き、登山再開。その後もAさんの様子を見ながら何度も止まり、荷物を振り分け、お湯を飲んでもらいSL のダウンを借りて保温を続け、温まると衣服調整を再度行うなどの対応を行った。燕山荘到着後チェックインし、ゆっくり休憩を取りザックを置いて空身で燕岳に登頂したが、早いグループが先に登頂し全員集合を待ちきれずに小屋に戻り、Aさんのグループは写真を撮りながらゆっくり登り、途中行動食を摂って登頂した。体調は回復されたが、夕食は食欲低下により少な目で、早めに睡眠を取られた。

8日、9日共Aさんのペースで全員まとまって歩き、大天井岳、常念岳の登頂は自ら辞退され待機を希望されたが、最後までしっかり歩かれた。

Aさんカッパや靴などの装備の不自由分もあったのではと思います。如何したら荷物軽くなるかなと考えてばかりでした。身体は大丈夫です」、と。