西山ハイキングクラブ
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安保法案に反対する決議
安倍内閣は多くの国民が反対する安保法案を衆議院で強行採決しました。また、参議院でも国民の疑問に対し、まともに応えていません。この安保法案は、日本を戦争する国へ突きすすめようとする極めて危険であり、憲法にも違反するものです。この様な危険な安保法案を許すわけにはいきません。西山ハイキングクラブは、日本勤労者山岳連盟の一員として、安保法案に対し反対の意思を表明するものです。
この安保法案については、審査会において与党推薦の憲法学者からも「違憲」であると指摘されるなど、憲法とは相容れない違憲の法案です。また、戦後７０年間の平和日本から戦争する国への大転換を図るものであり、絶対に看過できるものではありません。
日本勤労者山岳連盟は、戦前の登山活動が軍国主義の支配と侵略戦争によって著しく阻害されていたことから、登山の優れた伝統を継承し、創造的な活動を展開して登山の発展に力を尽くしてきました。そして趣意書には、「登山を『人間らしく成長し、人間らしく生きる権利』として位置づけ、国・自治体に保障させるため広く国民との共同行動を発展させる」としていきました。
安保法案は、国会の審議を通して日本を戦争する国にしようとしていることが、ますます明らかになっています。戦争は「国民の基本的人権」と相容れないものです。
西山ハイキングクラブは、日本を戦後７０年間維持してきた平和憲法に真っ向から反する安保法案を廃案にするため、全国の仲間と力を合わせます。
２０１５年８月１２日
京都府勤労者山岳連盟
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