カペル橋


カペル橋


(スイス・ルテェルン)  
ヨーロッパ一古い木造橋、長さ200m、屋根付のこの橋は1333年に造られた。屋根の梁には110枚の守護聖人の絵が描かれている。橋のそばの八角形の水の塔は、外敵に対する見張り台として作られたもので、中には戦利品の保管室や拷問所があった。世界的に知られた町のシンボルも1994年に半分が火災で焼失したが、すっかり修復されている。




















ルテェルン市街の風物

フレスコ画の家 ライオン記念碑
フレスコ画の建物
中世以来のたたずまいを色濃く残しているルテェルンの
中心街
。美しいフレスコ画の建物が多く見られる。
イタリアで始められたフレスコ画は石灰と砂を混
ぜて壁を塗り、それがかわくまでの間に色の付いた
土で描かれる。教会の壁画等に広く使われており、
その色彩の美しさは長年にわたって保たれている。
ライオン記念碑
瀕死で横たわるライオンの傍らに折れた矢と十字の
入った楯がある。1792年、パリでマリーアントワネッ
トらルイ16世一家の身を守ろうとして全滅した786人
のスイス傭兵の勇敢さと悲惨さを伝えるために作られ
た。自然の岩に彫りこまれた世界で最も悲惨で心打た
れる石塊と言われている。
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