編集者からひとこと:最近になって好きになった曲です。1980年発売の「うたかたのオペラ」の最終楽章を飾る曲。リズムがかなり凝ってます。幸宏氏のドラムも素晴らしい。冒頭4小節のコードは私が勝手に付けたものです。4拍子で始まったと思いきや5拍子に変わり、その後を継いで6拍子に変わり、かつ、いわゆる「コーラス」が変わるタイミングで4拍子に戻ります(この4拍子に戻るところが最高に難しいのですが、加藤と幸宏は当然のごとくこなしてるから凄い)。この辺り、細野や幸宏はもちろん、作曲者&編曲者のリズム感が天才的に冴え渡ってます。
縦棒「|」は小節の切れ目を表します。
ドイツ式ではなく、英米方式の記法を用います。つまり[B]と記してある部分はドイツ式の[H]と同等のものです。
スラッシュ(/)は、ひとつの小節の中でコードが分割されていることを表します。その他、変拍子がたくさん出てきますが、いちいち書いていられませんので、原音を聞いて参考にしてください。
冒頭のB7かEmかについては、個人的にソロで弾く時はB7を使っています。この録音ではずっとEmのままのようですが、エレキ・ギターが微妙にB7的な雰囲気を出しています。 ======
前奏 Em | B7 / Em | Em | B7 / Em | ←実際にはB7ではなくEmのまま? C/ D/ G/ G | Am/ B7/ Em/ Em | C/ D/ G/ G | Am/ B7/ Em/ Em | Em | ←最後のEmは2拍 歌 Em | C / B7 | Em | C / B7 | ←ここまで普通の4拍子 Am / Em | B7 / Em | ←5拍 x 3 + 6拍 Am / Em | B7 / Em | ←5拍 x 3 + 6拍 上記繰り返し (lai lai lai lai〜) Am / Em | B7 / Em | ←6拍 x 4 Am / Em | B7 / Em | ←6拍 x 4 (この後4拍子に戻る)(この曲は今後どういう運命をたどるのだろうか? 09/05/2005記)