僕を呼ぶ故郷
作詞:北山修 作曲:加藤和彦 編曲:葵まさひこ 演奏:カメ&アンコー(バックはキャニオン・オーケストラ)、加藤和彦と北山修(演奏者不明)

編集者からひとこと:メジャーな曲は避けてきたものの、この曲はやっぱりはずせないと思って取り上げました。「カメ&アンコー」バージョンも「加藤和彦と北山修」バージョンもシングルレコードのB面として収録されており、そもそもどちらのために作られた曲なのかは不明です。ちなみに発売日に関して言えば「カメ&アンコー」の方が先です。どちらも編曲者が同じ、キーも同じです。前奏が違うだけです。以下に示すコードは「加藤和彦と北山修」バージョンですが、前奏を除いて「カメ&アンコー」も基本的には同じです。北山の野太い声が加藤の叙情的な声とメロを引き立たせているという面では、最高のコンビか???

縦棒「|」は小節の切れ目を表します。

ドイツ式ではなく、英米方式の記法を用います。つまり[B]と記してある部分はドイツ式の[H]と同等のものです。

スラッシュ(/)は、ひとつの小節の中でコードが分割されていることを表します。 ======

前奏
F | Am | F | Am |
(ぼくを〜)
Gm | C | F | Dm | B♭ | A7 | Dm | Dm |
Gm | C | F | Dm | B♭ | A7 | Dm | Dm |
(春になったら)
F | C | Dm | Am | B♭ | Am | B♭ | C |
F | C | Dm | Am | B♭ | Am | B♭ / A7 | Dm |
(間奏は前奏と同じ)

==========
「カメ&アンコー」バージョンの前奏は、

B♭ | C |

以上です。

この曲もやはりFキーですので、B♭には泣かされます。
一番のオススメは、全体に一音下げてチューニングした
ギターを一本別に用意しておくこと。そうすれば曲に応じて
使い分けられます。一音下げた場合のコードは、

G | Bm | G | Bm |
(ぼくを〜)
Am | D | G | Em | C | B7 | Em | Em |
Am | D | G | Em | C | B7 | Em | Em |
(春になったら)
G | D | Em | Bm | C | Bm | C | D |
G | D | Em | Bm | C | Bm | C / B7 | Em |

===========
ギターでCフォームで弾きたい場合、
5フレットにカポをはめて、それから入念に
チューニングして下さい(カポをはめたままでです)。
弦がカポに引きずられてゆがむ可能性があります。
チューニングが終わったら、
(下からra, re, so, do, mi, ra)
次のように弾きましょう。

前奏
C | Em | C | Em |
(ぼくを〜)
Dm | G | C | Am | F | E7 | Am | Am |
Dm | G | C | Am | F | E7 | Am | Am |
(春になったら)
C | G | Am | Em | F | Em | F | G |
C | G | Am | Em | F | Em | F / E7 | Am |
(間奏は前奏と同じ)

(10/09/2005)