編集者からひとこと:「これぞ加藤作品」と、うなりたくなるような曲です。この作品は73年『人生はピエロ/カメカメ合唱団』でもカバーされていますが、ここに紹介するのはオリジナルのものです。70年発売のシングルのものです。この70年バージョンと73年バージョンとでは大きくコードが変わっています。個人的には70年のオリジナルバージョンの方が好きなのですが、何故に73年ではあのような奇妙奇天烈なコードに変更したのか、不思議でなりません(アレンジャーは同じ人です)。ここに記したコードは、70年のシングルバージョンをもとにしたもので、主としてベース音、リード12弦、それにヴォーカルハーモニーをヒントにしました。73年バージョンを聴いている人には変な感じがするはずです。ちなみにバッキングヴォーカルにカトウ氏が参加しているように聞こえるのは、小生の気のせいか? 音の豪奢な73年バージョンに比べるとわかると思いますが、ヤバイくらいに音の少ないアレンジが印象的です。
縦棒「|」は小節の切れ目を表します。
ドイツ式ではなく、英米方式の記法を用います。つまり[B]と記してある部分はドイツ式の[H]と同等のものです。
スラッシュ(/)は、ひとつの小節の中でコードが分割されていることを表します。 ======
(前奏) (ストリングスの2小節の後) E♭| Gm | E♭| Gm | E♭| Gm | E♭| Gm |E♭| Gm | Fm7 | B♭ | Cm | Cm | Fm7 | B♭7 | (まちのはずれの) E♭| Gm | E♭| Gm |E♭| Gm | Fm7 | B♭ | Cm | Cm | Fm7 | B♭7 | (だれもしらない) E♭ | E♭ | A♭ | A♭m | Gm | Gm | Cm | Gm | Fm7 | Fm7 | Fm7 | B♭ | B♭ | (はなびらを) Cm | Gm | Cm | Gm | Cm | Gm | Fm7 | B♭ | (シャンソンドココロ) Cm | B♭ | A♭ | A♭ | Cm | B♭ | A♭ | A♭ | A♭ | B♭7 | 7thを入れる入れないで多分に雰囲気が変わるので注意してください。 私は中途半端な雰囲気が好きでないので、必要最小限の場面でしか使わないことにしております。 アコギで弾く人は、3フレットにカポを嵌めて次のように弾くとよいでしょう。 (前奏) (ストリングスの2小節の後) C | Em | C | Em | C | Em | C | Em | C | Em | Dm7 | G | Am | Am | Dm7 | G7 | (まちのはずれの) C | Em | C | Em | C | Em | Dm7 | G | Am | Am | Dm7 | G7 | (だれもしらない) C | C | F | Fm | Em | Em | Am | Em | Dm7 | Dm7 | Dm7 | G | G | (はなびらを) Am | Em | Am | Em | Am | Em | Dm7 | G | (シャンソン ド ココロ) Am | G | F | F | Am | G | F | F | F | G7 |(09/18/2006)