トライアングルでもお世話になっている武部啓先生(近畿大学教授)が「up shop」という遺伝子、遺伝あるいは先天的障害についての啓発情報センターを京都で開設されます。5月中旬ぐらいに開店し、展示物等は全国に巡回されるそうです。ダウン症のことについての様々な情報も提供されます。 協力者の巽さんにそのショップの内容を伺ってみました。 |
巽 純子 生物は、すべて遺伝子情報をもとに作られています。そして、その情報は親から受け継がれたものです。では、遺伝子情報とは? 遺伝子とは? どんなものなのでしょう。「木村拓哉のDNA」とか「ヒトゲノム解析」という言葉を聞きますが、DNAとは? ヒトゲノムって何? 生物は遺伝子を変化させることで環境に適応し、子孫を残してきました。ですから、すべての人は変化した遺伝子を6−10こ持っています。また、変化は常に自然に起こっています。その変化は表に現れたり、隠れたりしています。全ての生物は基本的には同じような性質を持った遺伝子を持っていますが、わずかの違いが多様性を生み出しています。 最近、急速に遺伝子について解明されていますが、それが思わぬ形で利用されることも考えられます。そのことによる不利益をこうむらない為に、遺伝子について簡単に知っておかなけらばならない時期にきています。遺伝子について、また、遺伝について専門的なものではなく、誰にでもわかる知識と情報提供し、意識をUPすることを目的にしたお店(SHOP)です。 お店に来て次のような疑問を解きあかしましょう。
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