京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2000年4月号 掲載)

トライアングルに来たメールより

下鳥さんは、千葉県流山市に住む友大クン(1才半、いやもっと大きくなってるネ)のパパ。おととしはお父さんが1人で、去年は親子3人で、千葉県からマイカーで合宿に参加して下さいました。そこで音楽療法の伊藤先生と仲よしになり、今回、流山での伊藤先生の音楽療法が実現しました。
 男前の友大クン、大きくなっただろーなー。また京都にも来てね。


 トライアングルの皆さん こんにちは東の貧弱不良オヤジです。

 寒過ぎる毎日が続いていますが京都では雪が降っていると聞きました。やはり寒がりな私達家族は京都には住めないなとつくずく思ってしまいました。失礼!

 さて20日に予定されていた音楽療法が無事終わりました。19日の前日は印西市で伊藤先生が音楽療法を行うとのことで家族3人で見学するつもりで行ったんですがチャッカリ参加してしまいました。そこは出来て間もない施設で、ことばの教室や予防接種室などなど流山市とは比べものにならない程環境が施設内に整っているところでしたし、職員も休みを返上して伊藤先生を中心に勉強会で汗を流していました。前向きな姿勢にため息しか出ませんでした。正直うらやましかったです。

 その日は我が家に泊まってもらうということで、友大も連れて焼鳥屋でゆっくりと話をしながら飲み翌日に備えました。

 当日は心配されていた雪も降らず雨になったので参加家族も25家族を上回る大盛況で、広すぎるかなと思っていた会場が狭かった程です。スタート時は皆さん初めてだった為か消極的で「関西のノリとは違うなー」と先生困っていましたが、そこは伊藤先生の持ち前のキャラクターでグイグイ引っ張っていってくれたおかげで、後半は皆さんギャーギャー言いながら汗かいて楽しんでいました。大人が楽しんでいたのはとても良かったです。特に新聞紙をビリビリに破く時は顔つきが変わっていました。皆さんストレスが貯まっていたんですねー。

 最後は親の心構えや子供の接し方など話をして終わりとなりました。評判は上々で次の期待がとても高く、この先も続けていく自信になりました。ただ最近の親は集中力が足らないし姿勢も悪いと言われたのには私も含めて反省させられました。

 セッション中私はといえば、打ち合わせのない伊藤先生の選曲指示に緊張しながら、ステレオの前で格闘していました。十分痩せましたよ。迫力に押されて!

 そんな感じでひかりの子の第一回音楽療法は無事終わりましたが、相変わらずというかやっぱりというか市の職員は友大担当の保健婦さんとボランティアの方と二人だけでした。期待はしていませんでしたがあまりの無関心さに、前日の印西市の前向きな職員を見てきた事もあり、腹が立つやら情けないやら失望するやらでその点は力が抜けてしまいました。期待するのが悪いのかも?
前途真っ暗です。

 次回も先生のスケジュールが合えば2回、3回と行っていきたいと思っています。始まったばかりなので流山市もひかりの子の会員も、この先どのように変わっていくか分かりません。
小さい期待をしながら 一休み、一休み、こんな感じですかね。
レポート終わります。お騒がせしました。

ps.ビデオに様子を撮ったんですがなんと消去してしまいました。
   したがって画像を送ることが出来ません。すんませんでした。

下鳥浩一   


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