京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2003年4月号 掲載)

ボランティアさんの反省文

  2月9日 お別れボーリング
責任者 3回生 あっこちゃん   

 今回は子どもさんが14人、ボラが21人の参加でした。
レーンによって終わるスピードが違い、最初に終わったレーンがずいぶん待っていてくれました。レーンの組み合わせを考える時に、仲の良い子、兄弟(姉妹)さんを同じレーンにするのではなく、隣のレーンにするなど色々考えた上で組み合わせを考えたのですが、終わる時間の事まで想定していなかったので、終わる時間に差がでてしまい待たせてしまうという事になってしまいました。

 活動全体的には、4回生が最後の活動だったのですが、みんなそれぞれに楽しめていたと思います。頑張ってボールを投げたり、転がしたりしていました。2ゲーム目になると、疲れてくるボラに対して子どもたちは、どんどん上達していってピンがどんどん倒れていました。ボーリングが嫌なのか、下のゲームがしたいのか走って下に行く子もいたのですが、担当者をフリーの人がうまくカバーする事も出来ていたと思います。

 最後に、親御さんや子どもたち、ボラのみんなのお陰で楽しい活動になりました。ありがとうございました。


責任者 みやちゃん   

 今回初めて責任者をやらせていただきました。責任者の仕事が全く解らなかったので、同じ責任者のあっこちゃんに何もかも教えてもらいました。「私に責任者が勤まるのかな!?」と不安な気持ちを抱えながら、高平さんに連絡を取りました。連絡を取っていくうちに責任者として実感が出てきて、不安な気持ちも無くなりました。

 ボーリング当日は、子どもさんもボラさんもとても楽しみにしていたようで、元気よくボーリングをしていました。今回は、ボラさんの参加が多かったので、1つのレーンに子どもさん2人に対しボラさん3人という形で入ってもらいました。担当のボラさんがボーリングをしている時は他のボラさんが子どもさんを見る事ができたので、この形でとても良かったと思います。子どもさんのレーン決めをするときは、年齢や性別を考えながら決めました。全体的に見て、みなさんとても楽しんでいたと思いますが、中にはボーリングの順番が待てられず、ボールが出てくる機械の上に登ったり下のゲームコーナーに行ってしまった子どもさんもいました。しかし、ケガもなく楽しくできたので良かったと思います。

 反省点としては、レーンによって終わる時間が大幅に違い、先に終わったレーンの人達を待たしてしまったことです。終わる時間の事も考えながらレーン決めを行えば良かったと思います。これからは、全体の流れを考えながら物事を考えたいと思います。今回の活動で、4回生のボラさんは最後の活動となりました。本当は4回生全員に参加していただきたかったのですが、残念ながら6人の参加でした。しかし、先輩方がとても楽しそうに活動していたのを見て、今回の責任者をやれて本当に良かったと感じました。4回生の皆さん、4年間本当にお疲れ様でした。そしてこれからも頑張って下さい! ボーリングに参加された親御さん・子どもさん・ボラさんもお疲れ様でした。ありがとうございました。


  3月16日 映画村
責任者 ぽんちゃん   

 映画村に入る前から降り始めた雨は、残念ながら止むこともなく寒い一日になりました。やっぱり雨が降っていると外での移動行動がしにくかったです。

 子ども達の様子はというと、時代劇にはあまり興味がないみたいで、それぞれ自分の好きな物を見つけて遊んでいました。催し物の「映画のヒ・ミ・ツ・うそ・ほんとう」では、ボラはすごく驚いたら、感心したりで楽しんでいたのですが、子ども達は横で携帯電話をいじっていたりと‥。でも、チンチン電車に興味を示した子どもも何人かいました。

 ほとんどの女の子は、ボラとプリクラを撮っていました。他にもプリクラ手帳を見せてもらったり、プリクラ交換をする姿も見られました。プリクラを撮る、交換するなど、普段の活動には見られない一面を見ることができました。また、子ども達(女)とボラ(女)で女同士の遊びができてより仲が深まったように思います。

 PADIOS 2F アトラクションコーナーでは、男の子達の姿が見られました。それぞれドアやエレベーター、すべり台と好きな場所で1日を過ごしました。子ども達はあまり時代劇に興味がないと思っていましたが、後で聞いた話では、ミキちゃん、あつし君など、ショーをとても楽しんで見ていたそうです。

 お昼ご飯の時間では、ひろこちゃんがトイレから出てこない、ゆうすけ君が走り回ってご飯を食べないということがありました。ひろこちゃんはみんなより遅れてお弁当を食べました。ゆうすけ君はお弁当を食べずで、「一日体がもつかなぁ??」と心配しました。でも、ゆうすけ君は活動の最後までとても元気でした!

 やっぱり映画村は広いので、みんなの様子を見ることができませんでした。映画村を回ってみても会うことができず‥‥といった感じで。でも、子どもとボラ、1対1での行動は、より仲を深めたと思います。
 みなさん、お疲れ様でした。


責任者 えみちゃん   

 初めての責任者で、本当に緊張しました。
 映画村はとても広くて、子どもの把握はとても難しかったです。広くて、いろいろな物があり、子ども達は自分の好きな場所で楽しく過ごせたと思います。しかし、あいにくの雨で野外に出にくい部分もあったせいか、映画村だけで過ごすには時間が長かったかな‥‥と思う子どももいました。

 私の反省としては、自分のやるべき事がわからない時があった事です。もっと自分のやるべき事を見つけ、積極的に動けたら良かったと思います。しかし、フリーとしていろいろな子どもと接する事ができて、トライアングル1年目の私にとっては良いきっかけになったと思います。

 みなさん、おつかれ様でした。一緒に責任者をしてくれたぽんちゃんをはじめ、みなさんに助けられて、無事に、楽しく終える事ができました。ありがとうございました。


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