京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2005年4月号 掲載)

さんすう教室

三浦啓子   

 トライアングルの皆様こんにちは、城陽市の三浦佳野(4月から4年生)の母です。
 さんすう教室に入れて頂いたのは、娘が保育園の年長の6月からでした。
 最初は、娘の現実とさんすうというものが、ほど遠いものに見え、とにかく何か娘の成長に役立つ物があればと思い、通い始めました。
 けれども、行ってみて、山科先生のお話を聞いているうちに、我が子にもきっとさんすうというものが、身に付くと思えるようになりました。

 そこで、我が家では、息子も巻き込んで日曜日の10時ごろから始めることにして、先生のテキストに従い、初めは、うさぎにあめを1個ずつ配ることから始めました。
 最初は、物珍しいこともあり、食いつきも良かったのですが、飽きてしまったり、反対にすごく気に入ってかなり長いことやっていたこともあります。実は今も、電車ごっこにはまっていて、なかなか先には進めません。

 というわけで、我が家のさんすう教室は、かめのような歩みですが、子どもたちと向かい合って何かをやるということで、娘と私だけでなく、息子と私、娘と息子の関わり合いも会話も多くなりました。
 ありがたいことに、今も息子の協力を得られ、彼自身もさんすうは大好きで、さんすうは、すごく頑張っています。

 現在、娘は、実際の物を見て数字で表すことも、数字を見て実際の物を同じ個数持ってくることも出来るようになり、足し算は、足して6になるぐらいまでは出来るようになりました。
 これからも、まず、足し算を そして、足し算から、引き算、掛け算へとつなげていけるように、頑張っていきたいと思っています。

 トライアングルの皆様の中にも、子どもさんのさんすうで悩んでおられる方、また、これから小学校へあがられる子どもさんのおられる方、一度さんすう教室を見学にこられませんか?
 山科先生が、丁寧に優しく教えてくださいます。会員のお母さん方も、皆、待っています。是非、いらっしゃってください。

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