京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2010年4月号 掲載)
『プレ ピープルファースト大会in京都』に行ってきました

福山 富起子


 3月7日(日)部落解放センターで午後1時半からありました。
ピープルファーストとは、しょうがい者である前に、人であるという意味で、当事者の方たちが、支援者の方たちの力を借りながら自分たちのやりたいことを企画、運営する集まりです。この日も当然、司会も進行も彼らがしました。とつとつではありますが、しっかりと司会をし、進行していく彼らは、頼もしく見えました。

 開会宣言の後、トライアングル有志による、ダンスでした。14名ほどのメンバーが舞台狭しと踊るのは、圧巻でした。「勇気100%」「手のひらを太陽に」とかおなじみの曲に、会場からも飛び入りありや、ステージ降りてのフロアーダンスとノリノリの時間でした。

 つぎは、「命輝け第9コンサートの会」でした。3曲歌った後に、第九はほんの一部だけ歌って貰いましたが、ドイツ語を楽譜無しで歌っていらっしゃるのには「すごーい!!!!」の連発でした。

 京都大会に向けての中間発表の後、各グループの活動紹介でした。
命輝け第9コンサートの会、トライアングル、楽しみ隊、太陽クラブ、クリスタル、ピープルファースト京都など6団体が発表しました。みんなでカラオケとかお出かけの様子や、グループホームの様子など本人たちが発表してくれました。またグループホームしている人にインタビューの様子が画面で紹介されたので、生活の様子がよく分かって良かったです。グループホームは、先日の火事などがあり、最近は消防法などが厳しく、やりにくくなってきていることなど今後の問題も話されました。トライアングルからは、望月高子さんと福山で行事や教室の紹介をしてきました。望月高子さんには当日、突然に頼んだのに、上手に紹介してくれました。

 最後は、ギター演奏、ピアノ演奏の後、カラオケタイムでした。一人目がなかなか出てこなかったけど、次からはどんどん歌いだし、みんなで大合唱みたいになりました。望月高子さんも福山弘子ももちろん、マイク持って歌いましたよ(*^_^*)

 いろんなところで働く仲間が、こんなに楽しく集えるところがあるんだということが今回参加して、初めて知りました。2010年6月5日〜6日が『ピープルファーストin京都大会』です。しょうがい者本人たちがいきいき活動している様子や、新しい情報をぜひ見に行こうと思っています。

みなさんもぜひ参加してみて下さいな。

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