京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2016年4月号 掲載)
勉強会の感想

○まったく知識がなかったので、とてもわかりやすく説明していただいた。
差別解消法が施行されるので、これを機会に勉強しないといけないと思う。(声を上げる為に)障害者も、健常者もいっしょに育っていけたらいいと思う。
本人の意志を大事にする!というのは、本当に必要で、これからも一番に考えたいと思う。矢吹さんは、とてもアクティブに活動しておられて、年齢より若く見えた。松波さんは、まったく障害に関係ない人なのに、障害の人に一番近くで寄りそっておられるのに驚きました。2人の話しを聞けてよかったです。

○自分自身、ともに生きる インクルージョンの方向で走ってきたのですが、こんな法ができたことは寝耳に水で、世間一般に浸透していくには時間がかかるだろうと思います。一人一人が根気づよく広めていかないといけないのでしょうね。法のおかげで目指すべき方向性がはっきりして障害のある子の未来に光をさしていると思いたいです。
発信して、活きてくる法律なんだと、権利をふりかざすことなく、うっとおしいと思われることなく、話し合いが深められたらと思います。

○矢吹さんのことば、「親の愛(健常者)、先生と私は敵」にびっくりしました。
最近、確かに自分の子どもも反抗します。「囲い込むのではなく、誘導するのではなく、後ろから見守る」このことばをかみしめて生活していきたいです。

○対応要領がどんな感じで出来あがったのか、早く見たいです。 自分の子が将来「生まれてきてよかった」「生きてきてよかった」と言えるように、親として出来る事を、遠慮する事なく言えるように(知識もつけて)いきたいと思いました。
小学校の現場でも手探り状態の「合理的配慮」。差別解消法が施行される事によって前向きに話し合いが出来るようになればいいと思います。

○解消法制定までの流れがよくわかった。今後、問題点が生じた場合の参考にしようと思います。

○困ったこと、理不尽なことがあれば言っていいんだ、言う場所ができたことがわかった。でも、それを伝えないかぎり、変わらないんだということもわかった。
親は敵とはっきり言われたことにドキッとした。子どもの為と思いしていることでも、実際に親の為だったりで、子どもにはありがた迷惑なことが多いのだろうと思った。
話しの中でも親はいち支援者だとあったが、なかなか私的感情が入り、むずかしいと思うが、そういう考えを教えてもらったことで、これからの接し方が少しでも変わっていけたらと思いました。
 

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