6月24日(日)京都市北青少年活動センター会議室において2001年度の京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)の総会が行なわれました。出席者は、事務局員7名のほか、会員11名でした。 総会資料にもとづき2000年度決算報告、2000年度行事報告、2001年度予算案、2001年度活動計画の順に報告を行い、いずれも承認されました。 活動計画では今年11月10日に行う自主上映映画"ひなたぼっこ"についての説明をしました。映画の上映会場の京都教育文化センターは450人のキャパシティーがあり、昼・夜の2回上映を予定しているので、たくさんの方に観ていただくことができます。できるだけ多くの方々に足を運んでいただき、当日はスムーズに会場整理ができるように、多くの人の力が必要です。どうか会員の方々のご協力をお願いいたします。また、上映にあたっては寄付金も募っていこう、後援も依頼しようなど、いろいろと参加者から意見が出されました。 その他、今年の活動で例年と異なる点は、夏の海水浴バスツアーが取りやめになったことです。これは海水浴が毎年、参加者が少ないからで、そのかわりに冬の雪あそびの時にバスをチャーターする計画をしています。また、今年の合宿は去年と同じ「くつわ池青少年山の家」で行われます。 各教室の報告は次のようなものです。
次に役員承認。今年度も引き続き事務局員は、高平、木村、福田、島崎、福山、近藤というメンバーです。本年度もどうぞよろしくお願いいたします。また、昨年から北野さんが活動のお手伝いをしてくれています。北野さんはイラストやレタリングなどが得意で、もう1年以上も前から会報のイラストなどを描いてもらっています。ただ、北野さんはお仕事をされている関係で毎回の事務局の集まりには参加できないので、限りなく事務局員に近い準事務局員ということで、トライアングルにくぎづけ(?)にすることに決定しました。 今年度の総会はいつになく活発な意見が交わされ、とても有意義な会議でした。 (近藤) おしゃべり会は、立命館大学助手の中根さんの講演からスタートしました。とても面白く、一同、しばし学生気分でノートをとりました。世間から要求されるきゅうくつな、ステレオタイプな「障害児の親」像の話、面白かったです。そういえば、私も以前、「障害児の親やのに、明るいネ」って不思議そうに言われたことあったなあ。 続いて、初参加、24才の息子さんのおられるFさんの話もとても興味深いものでした。企業就職をめざしてがんばったこと、でも、それは本人ではなく親の願いだったと気付かされたこと、等々‥‥。「親亡きあとは‥」といったところにも話は及びました。「これからは脱家族、脱施設だ」と語る中根さんに対して、「兄弟が独立して出ていって、親が死んだあと、息子が今の家でヘルパーさんたちに手伝ってもらいながら暮らしていってもいいじゃないか」とFさんの反論。 中根さんとFさんの話がうまくかみあい、他の参加者の意見も活発に加わって、いつもより深い、内容の濃いおしゃべり会になりました。中根君、じゃない、中根先生、また話しに来てください。 子どもたちは1階の調理室でボランティアさんとクレープ作りを楽しみました。 (島崎) |