京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2001年8月号 掲載)
総会の報告

 6月24日(日)京都市北青少年活動センター会議室において2001年度の京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)の総会が行なわれました。出席者は、事務局員7名のほか、会員11名でした。

 総会資料にもとづき2000年度決算報告、2000年度行事報告、2001年度予算案、2001年度活動計画の順に報告を行い、いずれも承認されました。

 活動計画では今年11月10日に行う自主上映映画"ひなたぼっこ"についての説明をしました。映画の上映会場の京都教育文化センターは450人のキャパシティーがあり、昼・夜の2回上映を予定しているので、たくさんの方に観ていただくことができます。できるだけ多くの方々に足を運んでいただき、当日はスムーズに会場整理ができるように、多くの人の力が必要です。どうか会員の方々のご協力をお願いいたします。また、上映にあたっては寄付金も募っていこう、後援も依頼しようなど、いろいろと参加者から意見が出されました。

 その他、今年の活動で例年と異なる点は、夏の海水浴バスツアーが取りやめになったことです。これは海水浴が毎年、参加者が少ないからで、そのかわりに冬の雪あそびの時にバスをチャーターする計画をしています。また、今年の合宿は去年と同じ「くつわ池青少年山の家」で行われます。

各教室の報告は次のようなものです。
  • 卓球教室…月1回、第3土曜日に障害者スポーツセンターの体育館または卓球室で行っている。岡崎先生の上手な指導で子ども達はラリーが続くようになってきた。
  • 算数教室…教室を始めて6年。昨年の10月に講演会を行い、この5月から新しいお母さんの為の教室を立ち上げた。参加23名と人気がある。
  • 感覚統合…医療短期大学の作業療法士の先生と学生さんとで、遊びの中からの訓練を行っている。指導の先生の確保が難しい。子どもも少なくなってきたことから、今年から2ケ月に1度に変更。
  • 幼児教室…2ケ月に1回行っている。昨年1年の参加は多く、うれしい反面、行政の怠慢を感じる。生後すぐから2才くらいまでの、不安を抱えた親ごさんたちにとっては、話を聞くこと、話をきいてもらうことで心がおちついて、安心して子どもに向きあえるようになることは大事なことです。
  • エアロビクス…活動場所は下京青少年活動センター。参加は平均、7、8家族。鏡張りの部屋で自分の姿を見ながらのレッスンで、子ども達は上手くおどれるようになり、汗を流せるようになった。5月の神戸大会に数人が参加した。
  • 親子バレーボール…夏休みに2、春冬休みに1回、障害者スポーツセンターで行っている。ママさんとボラさんでソフトバレーでパスをしたり、試合形式で楽しんでいる。ママさんバレーボールは月4回、練習をしている。メンバー、コーチも募集中!
 どの教室も回数を積み重ねてトライアングルの活動の骨組みとなるような、しっかりとしたものになってきました。皆さんもどんどん参加してみてください。

 次に役員承認。今年度も引き続き事務局員は、高平、木村、福田、島崎、福山、近藤というメンバーです。本年度もどうぞよろしくお願いいたします。また、昨年から北野さんが活動のお手伝いをしてくれています。北野さんはイラストやレタリングなどが得意で、もう1年以上も前から会報のイラストなどを描いてもらっています。ただ、北野さんはお仕事をされている関係で毎回の事務局の集まりには参加できないので、限りなく事務局員に近い準事務局員ということで、トライアングルにくぎづけ(?)にすることに決定しました。

 今年度の総会はいつになく活発な意見が交わされ、とても有意義な会議でした。
(近藤)   



おしゃべり会報告

 おしゃべり会は、立命館大学助手の中根さんの講演からスタートしました。とても面白く、一同、しばし学生気分でノートをとりました。世間から要求されるきゅうくつな、ステレオタイプな「障害児の親」像の話、面白かったです。そういえば、私も以前、「障害児の親やのに、明るいネ」って不思議そうに言われたことあったなあ。

 続いて、初参加、24才の息子さんのおられるFさんの話もとても興味深いものでした。企業就職をめざしてがんばったこと、でも、それは本人ではなく親の願いだったと気付かされたこと、等々‥‥。「親亡きあとは‥」といったところにも話は及びました。「これからは脱家族、脱施設だ」と語る中根さんに対して、「兄弟が独立して出ていって、親が死んだあと、息子が今の家でヘルパーさんたちに手伝ってもらいながら暮らしていってもいいじゃないか」とFさんの反論。

 中根さんとFさんの話がうまくかみあい、他の参加者の意見も活発に加わって、いつもより深い、内容の濃いおしゃべり会になりました。中根君、じゃない、中根先生、また話しに来てください。

 子どもたちは1階の調理室でボランティアさんとクレープ作りを楽しみました。
(島崎)   




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