京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2002年8月号 掲載)
2002年度総会の報告

 6月23日(日)障害者スポーツセンター2F和室において2002年度の京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)の総会が行なわれました。出席人数は17名、準備に手間取り20分遅れて2時開始になりました。

 資料にそって2001年度決算報告、行事報告、2002年度予算案、行事計画案の順に審議を行ないました。先に掲載した資料の修正点が2箇所、行事報告の卓球教室の日が7月14日→28日、3月21日の学童部行事の行き先が「青少年活動センター」→「青少年科学センター」の間違いでした。今年の行事としては、8月3日に予定している谷口明広氏の講演会の詳細が決定しました。また、2年ぶりにバスをチャーターしての海水浴があります。合宿は久し振りに京北町山の家を予定しています。今後の活動として、トライアングルの子ども達も高校生の年代にさしかかってきましたので、これまでの幼児部、学童部のほかに『青年部』を作ることにしました。これからも、時代にあった活動を模索していきたいと思っています。要望など、どんどんお聞かせください。

 あわせて昨年11月10日に行なった自主上映映画『ひなたぼっこ』の決算報告も行ないました。別紙にて掲載いたします。また、事務局からのお願いとして、これまでは会費を郵便振り込みしていただいていた方にも領収書を発行していたのですが、事務処理が繁忙なので、今年度からは振り込みに限り領収書の発行を廃止することを了承していただたきました。今後は振込用紙の控えが領収書の代わりとなりますので、大切に保管してください。領収書が必要な方は事務局まで申し出てください。 本年度の事務局員は昨年同様、高平、木村、福田、島崎、福山、近藤の6人ということで以上の全てが承認されました。

 その他、質疑応答では、*クリスマス、ボーリングの会場はもっと適当なところはないのか、という声がありました。クリスマスのように人数の多い行事の場所探しは毎年頭がいたいところです。もしもいい会場をご存知の方がおられましたらお知らせください。また、*他の団体が主催する行事に参加する場合、取材費のような形で費用を出してもらえないか? という意見がありました。個人的に活動されていることで有用なものがあれば、どんどんトライアングルに情報を還元して頂きたいのですが、費用の分担に関してはその都度、考えていきたいと思います。

 以上、総会は3時に終了しました。

(近藤)   



おしゃべり会報告

 総会の後、おしゃべりの会を行いました。

 隣の部屋では保育の子ども達のために、光華高校生による人形劇が始まり、そのBGMの大きさに私たちの声がかき消され気味。席をひっつけてひっつけて、小さな輪になっておしゃべりをしました。

 話は子どもの学校生活、進学について、また、新しく始まった支援費制度の話題に集中しました。高校進学については、養護学校高等部を決めたK君。周りの子ども達の受験ムードに自分もすっかりその気のA君は、先生にいくつかの高校を紹介してもらって目下検討中。高校も地域で、顔みしりの中で育てたいKちゃんは、でも、だからまだ決められないでいる・・・。そして、養護学校高等部に進学したMちゃん、通信制高校に通い始めたFちゃん。また、中学に入ってバスケット部の朝練にはげんでいるNちゃんの話 etc.

 支援費制度についてもいろいろと話は沸騰しましたが、"知らないとほっとかれる"制度。8月3日の谷口明広氏の講演には是非とも参加していろいろ教えてもらいましょうということを改めて話しあいました。

 時間が足りなくて、話してもらえなかった人も何人もいました。年に1回ではなく、これからは時々、「おしゃべりの会」をやろうねということでおひらきになりました。

          
(島崎)   


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