京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2004年8月号 掲載)
2004年度総会の報告

 6月27日(日)南青少年活動センター大会議室において、2004年度の京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)の総会がありました。

 資料に沿って、2003年度決算報告、活動報告、2004年度予算案、行事予定と審議が行われました。
前号に掲載した総会資料の修正点として、2004年度行事予定の合宿の日程が抜けていて9月18日〜19日ということです。

 今回の決算については前年度よりの繰越金が前回より約24万円減っていることが話しに上がりました。これは潮干狩り・海水浴の貸切バス代がかかるため(それでも松谷氏のお陰で安くしてもらってる!)や、各教室の参加費を値下げしたうえ講師謝礼をアップしたことなどによるものだそうです。合宿の項目が少し黒字になっている!との声がありましたが、合宿は宿泊定員オーバーになるほど大人気で参加者が多いためです。行事に関して、潮干狩りは人気があるけど海水浴は??という疑問も湧きましたが、トライアングルの海水浴を楽しみにしている根強いファンもいるとのことでやっぱりはずせないようです。父親と子供だけが参加する行事をして欲しいという声も上がり、その日に母親はランチに行って〜♪としばし盛り上がりました。行事計画についてもみなさんいろんな要望を事務局までお聞かせ下さいね!

 各教室の報告がそれぞれの担当からありましたが、小寺が担当のさんすう教室は受講生が減って現在10人。あと3人いないと教室の存続が難しいということで先日話し合いが行われました。受講生からは、『月に1回のこの教室があるということで気持ちにゆとりがもてるし、皆に会えるのを楽しみにしている…。山科先生には、さんすうのことだけでなく育児に大事なことを一杯教えてもらえる…。続けたい!』との声が大きかったです。興味のある方ぜひ一度見学にでもお越しくださいね!!

 そして、音楽療法など比較的小さい子が参加する教室ではやはり参加者で協力し合って世話人を立てて欲しいとの声もありました。

 事務局のみんなの子供も大きくなってきて、参加したい行事も限られてくるのでそれ以外の教室の世話は時間的にも余裕がなくなってきているので他の方にも協力をお願いしたいところです。 最後に今年度の事務局員も高平さん、近藤さん、木村さん、福田さん、島崎さん、福山さん、小寺の7人で承認いただきましたが、総会に参加して下さっていた西村さんに協力をお願いしたところ、快く引き受けて下さり都合のつく限りご協力いただけることになりました。 事務局も、いろんな年齢層の子供を持つ親が参加するのが理想だと思うので、小学生以下の子の親一人だった小寺は嬉しい限りです。

 そして総会後、昼食をとってからおしゃべり会へと進みました。
 話題は子供たちの肥満話(?)から作業所の立ち上げまで多岐にわたっておしゃべりが続きました。学校通いが終わった青年たちの毎日の過ごし方、余暇活動などについていろんな情報交換が行われました。トライアングルでは何か作業所などのグループを作るの??という話にもなりましたが、このことについてはまたおしゃべり会の場を設けることになりました。 またそちらの方へもご参加下さい。

 わが子はもうすぐ2歳。気の遠くなるような将来の話でしたが先のことに思いを馳せてみるいい機会になりました。何が好きでどんなことに喜びを感じる人になるんだろうとあれこれ思い描いて…。人ってやっぱり仕事したい生き物なのかなと思うけど、「働く」って誰かに雇われることでもお金をもらうことでもないですよね。我が家の2歳の明斗はもうすでに立派な、ちむどん屋!私のちむ(肝、心)をどんどん高鳴らせていろんなことを教えてくれます!!

小寺幸子

                  

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