京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2007年8月号 掲載)
あきとと母の保育園日記

こてらさちこ


ある日、お迎えに行ったら、担任が「今日さんぽに行ってきた!」と言う。
「え〜っ!!雨けっこうきつかったのに、大丈夫でした??」と私が言うと、
「俺ひとりで連れてったんやけど、余裕っすよ〜」と笑う。そして、「あきとめっちゃいい顔してたんすよ〜」とデジカメの小さい画面で写真をみせてくれた。あきとがほんとに楽しそうな写真が何枚も・・・他の子たちもみんな楽しそうで、傘をもつ姿が得意げでカワイイ〜!
あじさいの前でみんなでポーズ。

先生に「ひとりで、11人も連れて写真とる余裕まであるん〜?信じられへんわ〜!!」と言うと、「みんな傘もってるし、あっちこっち走って行かんかったし、あきとはお尻ぬれるのいややから座りこめへんかったしなあ・・・」だそうだ(笑) 私は、雨の日にもさんぽに連れていってくれる、この保育園が好きだ。先生がハチャメチャなので子どもたちは安心してハチャメチャをやっている、という気がする。おかげで、あきとは、みんなの中に一緒にいても特別、個性的でもないし、目立つ存在ではない(笑)


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