京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2009年8月号 掲載)


 7月19日、障がい者スポーツセンターで障がい種別の卓球大会に参加しました。福田ともちゃんとみゆきは初参加でしたが、K桃ちゃんもH綾ちゃんもいて、毎回出場しているということでした。「療育女子」という区分で25名が2つのグループに分かれての試合。ほんまに知的障がいかいなあというほどしっかりし子たちが多かったです。

 先ずは1組3人の中でリーグ戦をやり、そこで1位になって人だけが次はトーナメント形式で戦います。みゆきは1人に負けて1人に勝ちましたが、勝った試合は、2セットとったあと2セットとられて追い上げられたけど、何とか逃げ切ったというか、なかなかいい試合でした。ともちゃんも勝てなかったけど、2セット先取したゲームもあり、トライアングルのメンバーや、いつも行っている卓球室の仲間のおじさんおばさんにも応援してもらい、2人とも、すっかり気をよくしていました。綾ちゃんも「1回勝った!」とゴキゲンでした。

 強かったのは桃ちゃん。以前から上手だと聞いてはいたのですが、まさかあそこまで・・・。決勝で惜しくも敗れましたが、緩急を自由に使い分けての試合運びには見惚れました。決勝戦は卓球室が2つに分かれての応援合戦。とても楽しかったです。

 あの日からともちゃんもみゆきも、卓球にかける意気込みがまるでちがってきています。
「めざせ、桃ちゃん!」なのです。

島嵜明子


会報No.143のindexへもどる
会報バックナンバーのindexへもどる

homeへもどる