沖田浩也 皆様、ご無沙汰しております。2005年卒業生、おっきー でございます。私も31歳になりまして、トライアングル卒業から10年近くなることに驚きを隠せずにいます。学生時代には30歳になれば、日経新聞を読みながらブラックコーヒーを飲んでビシッとスーツ決めているかと思いきや、現状は、漫画を読みながらコーラを飲んでチノパンで出勤しています。理想と現実の狭間で右往左往しています。 トライアングルでの思い出は、本当にたくさんあって、ここには書ききれない程です。子どもたちとの楽しい関わりだけでなく、どう接したらいいか分からず悩んだ事や、何年たっても活動前には緊張していた事、親御さん達からの言葉はどんな文献よりもリアルで惹きつけられた事、子どもたちよりも楽しもうとすることで子どもたちも楽しんでくれるようになった事…。色んな発見、失敗を体験させていだきました。 私は現在、下京区で主に高齢者向けの福祉用具レンタル・販売の仕事をしております。“福祉用具専門相談員”という資格ですが、皆様、ご存じでしょうか?「知りません」という心の声が聞こえてきそうですが、簡単に説明しますと、利用者の身体状況や環境面を把握し、数ある福祉用具(介護用ベッドや車椅子、歩行器など)の中から適合する機種を選定、納品する仕事です。改めて活字にすると、何やらすごい仕事に思えてきましたが…。 人が直接介護し手助けする援助が多い中、用具を提供することで利用者ができない動作や不安な動作を利用者自身の力でできるように支援できる、この仕事でしかできない自立支援の方法ではないかと思います。 そんな真面目なことを考えていると、気付けば今年で8年目、前任者の異動に伴い、管理者となり早2年となりました。お忘れかもしれませんが、トライアングル時代は、やらされ部長。現在は、さらされ管理者。やっぱり人間は早々に変わりませんね。 仕事以外では、LIVEに行って未だに飛び跳ねたり、服を買いに行ってストレス発散したりと、これまた学生時代と変わりませんが、大きな変化が一つありました。大学生活が楽しすぎたおかげで、4年間彼女もいなく、やさぐれていた私ですが、昨年の1月に入籍、6月にめでたく結婚式を挙げることができました。今は妻と二人での生活を楽しんでいます。 また活動に参加した際には気軽に『おっきー!!』と気軽に声をかけてくださいね。その頃にはダンディで渋い男になっている、かもです。 |