京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2016年8月号 掲載)
2016年度 総会報告

 トライアングル2016年度の総会が、6月5日(日)、京都市北いきいき市民活動センターで行われました。参加は、講演会もあわせて、親21名、子どもたち19名、ボランティアさん28名。
 
 総会に先立って事務局へ、総会に参加できない会員の方からインターネットを通じて意見が寄せられました。その内容は、事前配布の総会資料を見ると会計報告の中に事務局員の報酬のように読める要素が多々ある。繰越金が多すぎる。会計監査は事務局の人がしてはいけない。「ボーリング・送別会」に一番費用がかかっているが、どの年齢でも参加できる行事にお金を使った方が公平感がある。…というものでした。意見をくださった方と直に話をして、「お金の流れがもっと明確になれば、もっとかかわりやすく感じてもらえるのではないか」という指摘もありました。
 
 会員の中に同じように思っている方が他にもおられるかもしれないし、また思っていてもなかなか声に出すことはむずかしいもの。改めた方が良いところは検討すればどうか。そのメールを総会で紹介して、「事務局員の報酬」と思われていそうな箇所は、いくらもらっていますとはっきりして、支持が得られなければヤメにすればどうか。ということで、意見をいただいた方の了解を得て、総会でメールを紹介して、参加の方々に意見を求めることにしました。
 
 「事務局員の報酬のように読める支出」というところを説明しますと… 事務局費として、週1回の事務局の集まりの日に参加した事務局員に、1日交通費300円と昼食代700円が出ています(事務局の集まりは年におよそ40回あります)。会報印刷の時には700円ぐらいのお弁当+和菓子が出ます。また、パソコンの作業やメールの連絡などで家で時間を費やすため、年間に近藤にパソコン費用として4万円、高平に電話代として3万円、事務局の場所代として高平に6万円が支給されています。
 
 今回の決算で繰越金が多いのは、昨年度開催のトライアングル30周年記念フェスティバル(トラフェス)の費用が150万円位かかる見込みで前々年より積立てをしていて、加えて昨年度は支出を抑えるためもあり恒例行事を減らしたのですが、各方面から助成金をいただき、結果トラフェスの費用が13万円足らずで済んだことによるものです。
 
 繰越金の還元については、総会での意見として ・会費を安くする ・行事の参加費を安くする ・冊子などを作る ・ボランティアさんに交通費を支払う というものがありました。検討していきたいと思います。
 
 また、ボーリング・送別会の費用に会計からの補てんが多すぎるということについては、ボーリングは日頃のボランティアさんの慰労の意味をこめてボランティアさんは参加無料、また送別会は卒業ボランティアさんは参加無料のため、ボランティアさんの参加人数が多いと赤字が多くなります。総会での意見では、日ごろから交通費も支給されずにボランティア活動をしてくれている学生さんに、年1回の慰労ならば大いに使えばいいではないかということでした。
 
 会計監査については、これまでの事務局員からの1名と、他に会員さんの中から1名をたてることにします。また、次年度からは、決算報告書をわかりやすくするようにつとめたいと思います。
 
 年度会計のほかに、昨年10月に開催のトラフェスの事業と会計の報告がありました。これまでにも会報でお知らせしていますように、延べ約800人の参加を得たトラフェスへのご協力、ご参加、ありがとうございました。その他、年間の行事報告、予算案、行事計画の報告がありました。今年度も会員さんやボランティアさんと意見を交わしつつ、行事や教室をすすめて行きたいと思います。新しく始まった教室、集いがありますので、会報チェックの上、ぜひともご参加ください。今年度の事務局員は、高平、木村、島崎、福山、西村、近藤の6名です。よろしくお願いいたします。事務局員以外にも、会報印刷のお手伝いや、ホームページ更新を助けてくださっている方々の紹介がありました。ご協力ありがとうございます。
 
 無事、全ての議案が承認され、閉会しました。(近藤)
 

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