京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2016年8月号 掲載)
講演会の感想

○防災の必要性はわかっていても、具体的なものがなかなか思い浮かばなかった。 行政を待つのでなく、自主的にも、自分たちのネットワークをより強めたり、地域(町内)でも輪を広げることが必要だと感じました。
 
○普段から災害について常に考えておかなければとあらためて思いました。
避難所の実態がよくわかりました。
 
○ニュースなどではわからない、実際の現場でのいろいろな課題が、とてもよくわかりました。そこから、考えられた備えは、「なるほど」と思えることが多かったです。家庭での備蓄品の準備などは、すぐにやってみようと思えました。
また、自分の家族が避難するなら…と考えて、備えたいです。
 
○災害が起きた時に、町内くらいの小さな単位で安全確認をし、助け合って行く、というのが基本的な単位と思っていたので、作業所、グループ毎の集合、集まりがそれより優先されるという現実が、「福祉避難所」とか、「協定」とかいうことにより、より強調されることには、少し抵抗を感じました。それよりは、八幡さんのおっしゃっていた待ちの姿勢でなく、自発的に作っていく避難所というものの方が、しっくり来ます。通常の地域の避難所で、個々の支援が必要な人にどんな配慮ができるのか、並行して考えていくことも必要と思いました。
 
○・避難所に、知的や精神の障害がある人がいづらい(本人がつらい、保護者もいづらい)というのを、改めて気づきました。
・行政をまつより、自らで…と考えると、トライアングルは強いネットワークがあるし、気心もしれてる人たちがいるので、母1人、娘1人のわたしたちには、ありがたい存在と気づきました!実は考えてなかったので、目からウロコでした。
・地域の小学校にもお願いして、毎年、夏休みに支援級の防災キャンプを提案してみようかなと思いました。
 

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