京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(1998年8月号 掲載)
◎行事報告◎

◇総会がひらかれました
 6月28日、障害者スポーツセンターの和室で総会がひらかれました。
 舞鶴から泊まりがけでやってきて下さった新しい顔もあり、久しぶりの顔もあり・・・。11時から始まった総会は、先ず“着床前診断容認!”のその日の新聞記事から話が始まり、議題へと移って行きました。
 決算報告では「合宿でどうして黒字が出たの」とつっこまれ、「海水浴ですごい赤字が出てしもたんで、ひきしめたら、こんなふうになりました・・・」等と、事務局側の苦しい答弁もありましたが、「どうしたら、みんながもっと行事に参加してくれるかなぁ」等と活発な意見が交わされて、行事報告、予定、決算、予算共に無事承認されました。
 昼食のあとはおしゃべり会。みんなに近況を報告してもらって、巽さんのニュージーランド報告も聞いて、でも、もっと時間があったらな・・と思いながらも、お料理教室を終えた子ども達を迎えにアンデルセンハウスに向かいました。

◇お料理教室
 総会がひらかれた同じ日、子ども達はボランティアさんと一緒に、少し離れたアンデルセンハウスで、お料理教室を楽しみました。クッキーとカップケーキ、おにぎりに卵も焼いて、お母さんたちが総会を終えて迎えに行くと、みんな作ったものはペロリと平らげ、かたづけも終わって、遊んで待っていてくれました。
 ボランティアさん、おつかれさまでした。ありがとう!

◇山田真さんの講演会「楽しくなる子育ての話」
 去る6月14日(日)、ウィングス京都におきまして、山田真さんの講演会が開催されました。
 トライアングルが単独で主催すると参加者が少なく、あまりに勿体ない(?)ので、今回は5団体で共催する形をとりました。116名の参加で大成功でした。
 山田さんのお話しは、子どものこと、親の気持ち、自分の生き方をどうするかなど(詳しくはテープおこしで)本当にやさしく、人に添う表現でお話して下さいました。参加された方々も、大変満足していただけたことと思います。
 当日は午後から、大阪で開催された「出生前診断の是非をとう!シンポジウム」に急きょ、御一緒していただくことになり、フロアーから発言もしていただきました。山田さんだけでなく、娘の涼さんも引っ張り回してしまったという感じでした。
 私のお願いを快くお受け下さいまして、本当にありがとうございました。
 会計のことを考えるのがとても苦手で、参加費800円の設定には、みんなから「えぇ〜」とひんしゅくを買いましたが、京都新聞社社会福祉事業団から2万円の助成金をいただき、チケットも完売したこともあって、何とか収めることができました。御協力下さった方々、ありがとうございました。
 これからも、共催という形でやれることはやっていきたいと思っております。こんな企画を!! というご意見をお待ちしております。(佐々木)

◇感覚統合訓練
 7月19日は、ハイハイするくらいのちっちゃな子ども達がたくさん来てくれました。
 先生は都合が悪くてお休みでしたが、高平パパも来てくれ、子ども達を遊ばせながら、あっちこっちでおしゃべりの輪ができていました。

◇『幼児教室』
 7月5日の予定が変更になって12日の幼児教室は、9家族29人というにぎやかさ。うち、3家族ははじめて参加して下さった方々で、お父さんだけで連れてこられた方もあり、それぞれのお父さんが、それぞれにステキやなあって感じられた幼児教室でした。


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