京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2002年12月号 掲載)

ボランティアさんの反省文

  10月13日 いも掘り
責任者 2回生 みかちゃん   

 当日は秋晴れで、外で動いて食事をするにはもってこいの天気で、昼頃は太陽が出て少し暑いくらいでした。今回の参加者は兄弟さんを合わせて30人以上になり、1家族ボラ1人とギリギリの人数でした。

 待ちに待ったイモを掘ると大きなサツマイモがゴロゴロ出てきてみんな大喜び。とてもいい笑顔で大満足のようでした。
 昼食までは各自で過ごし、野菜を切る人、土遊びをする子、虫をつかまえている子…など、みんな自然を満喫していました。責任者の反省点としては、遊びをもっと具体的に考えておくべきだったということです。ボール落としをメインに考えていたけど、当日のハプニングでできなくなってしまい、ボールリレーをすることになりました。小さい子も楽しくできてよかったけれど、長く続きませんでした。人を集めることも、場を盛り上げることも、親御さんの力をたくさん借りてしまったので…なるべくボラに安心してまかせてもらえるように、当日を予想した計画をしっかりしようと思いました。その後はサッカーやドッチボールで楽しめたのでホッとしました。みんなで遊ぶのは楽しいし、大切なことだと思いました。

 今回の活動には小さい子もたくさん来ていたので、0才の子についたボラは兄弟さんと遊ぶことが多かったみたいです。お母さんと一緒にずっとそばにいるべきなのか、他の子どもや兄弟さんといるほうがいいのか悩んだという話も反省会で出ました。それから、今回のやけどのように何がおこるかわからないのに、ボラのトライアングルバックの救急箱の中身を変えていませんでした。当日までに点検しておくのが当然なのに最近できていなかったのは反省です。今後、これらのことに気をつけながら活動していこうと思います。

 敷地が広くて全体を見わたすことは難しかったけど、コスモス花や広い畑でみんな動き回れて、いつもとはまた違った姿が見れた気がします。今年も楽しかったです。みなさん、おつかれ様でした。

 次は掘ったイモを使って学祭でおいしい焼きイモを作りましょう!!


責任者 2回生 わかちゃん   

 今回、私は初めて責任者をさせていただきました。何もかもが初めてのことで、最初はかなり戸惑い、一緒に責任者をしたみかちゃんに何もかも聞きました。自分のせいでうまくいかなかったらどうしようという焦りもあり、余裕がもてませんでした。でも、高平さんと連絡をとっていくうちに、自分のすべきことが見えてきて、だんだんと余裕を持って計画がたてられるようになっていきました。

 当日は、汗ばむくらいの良い天気で、ボラの遅刻者もなく、出だしは順調でした。今回は0才児などの乳幼児が多く、こっちも癒されながら活動が始まりました。皆それぞれ担当につき、イモ掘りをはじめて、大きなイモがゴロゴロ出てくるので、子どもさんたちもボラも楽しそうでした。次は、掘ったイモでの豚汁づくり!! 子どもさんたちも包丁を握り、危ない感じだったけど上手に大根や人参を切ることができ、ケガもなくてよかったです。ここでの反省点は、包丁の数が少なかったので、作業の進み具合が遅かったことです。次からはボラも包丁を持参しなければならないと思いました。昼食の時は皆、座っておいしそうに食べていたし、本当においしかったです。皆で作って、あんなに空気のきれいなところで食べると、いくらでも食べれそうな気がしました。昼食後の時間では、初めは自由に遊んでいたけど、高平さんに助言していただいて、皆でボールリレーをすることにしました。遊びは考えていっていたのに、自分たちから遊びを始めることができなかったのは残念でした。もっと行動的にならないといけないと反省しました。遊びは楽しそうに皆やっていたし、ドッヂボールもその後できたので、担当者ということにあまりこだわらず、色々な子どもさんと触れ合えたのではないかと思います。

 今回のイモ掘りでは、たくさんの学園祭のイモが掘れ、大きなケガもなく楽しくできたので、とても有意義な1日だったと思います。

 私の反省点は、人からの助言に頼りがちになったことです。自分から積極的に動かないといけないと活動を通じて思いました。こういった反省点を次の活動に活かしていきたいです。たくさんの助言、ありがとうございました。豚汁、めっちゃおいしかったで〜す


  11月10日 お料理教室
責任者 2回生 かろりん   

 今回の料理教室は、ハンバーグランチということで、こどもたちやボラさんはおいしいハンバーグランチを作ろうと、みんなはりきって野菜を切ったり、ハンバーグを焼いたり、すごく楽しそうでした。

 メニューは、ハンバーグにポテトサラダ、みそ汁にご飯と盛りだくさんでした。全ての料理を作ろうと思ったら調理時間がややかかるだろうと見込んで、みそ汁とご飯を炊くことについては、責任者の方で作らせてもらいまいした。(スミマセン‥‥レシピに作り方は載せてあるので、機会があれば是非作ってみてください☆)

 今回のメイン料理、ハンバーグは一番手間がかかったと思いますが、こどもたちとボラさんの協力のおかげで予定より早く仕上がりました。玉ねぎをみじん切りにして目にしみてくるのを我慢していたり、ハンバーグをこねているうちに腕に飛び散っても気にせず、一生懸命練っている姿や様子を見て、頑張って作っているなぁ〜、とうれしく思いました。家でも料理をしているのか、手慣れた感じで、包丁で手を切ったり、フライパンでやけどをすることもなく、よかったです。ハンバーグとみそ汁に関して、人数分作ったつもりが、予想外に量が足りなくて、もっと多く買い出しをしておけばよかったです。ハンバーグランチをいっぱい食べようと楽しみにしていた子どもさん、ボラさん、本当に申し訳ありませんでした…。

 昼食後は、1時間程、公園で野球やこおりおにをしたりする人たちや、ブランコやシーソーで遊んでいる人たち、みんなポカポカした天気で遊べて、大変気持ちよかったです。

 今回の料理教室で、みんなで手分けし合って料理をしたり、分担してそれぞれの持ち場について作業をしたり、協調性の大切さを学べたと思います。

 最後に、ハンバーグランチがおいしく食べることができたのは、みなさんが頑張って作ってくれたおかげだと思います。また、料理教室の活動の手助けをしてくれた方々、本当にありがとうございました。


責任者 2回生 さーちゃん   

 全体的に見て特に困ったこともなく、料理もおいしく作ることができ、よかったと思います。少し教室が狭かったのが残念だったかなぁと思います。でもそこは子どもたちも互いに協力し合い、やることをゆずり合って作っていたので、よかったと思いました。

 ハンバーグの形にするのが一番楽しそうだったように思います。中にはパン粉を入れるのを忘れてしまって、やわらかい生地を一生懸命形づくっていた子たちが、ボラにやり直しさせられてしまった子たちもいましたが、それはそれで、子どもたちにとって経験のあるものになったのではないかと思います。

 約30人分のハンバーグ、ごはん、サラダ、みそ汁をおいしく作れたことは子どもたちのがんばりの成果だと思います。少し量が足りないかなと思いましたが、子どもたちは作った料理に満足しているようでした。子どもたちが家で家族の人たちに作ってもらえたらうれしいです。


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