京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2006年12月号 掲載)
西村さんちの三人娘とガンバル母ちゃんドタバタ日記(その2)

西村ちとせ

 10月4日 つかさの保育園のお友達が自分のお母さんに話していました。「つかさちゃんこの頃お話ができるようにならはったよ。」そんなお友達に囲まれて毎日過ごすことが出来てうれしいなぁと思う母。つかさが部屋を脱走すればお友達のお父さんがお母さんが走ってくれるのです。保育園の赤ちゃんから年長さんまでみんながつかさを知っています。

 10月12日 のどかが保育園から帰って言いました。「のどかちゃんのお父さんいないの?病気やから?のどかちゃんお父さん好きやのに・・・」聞かせてあげたかったなぁ。お父さんに。保育園にお迎えに来ているお友達のお父さんがうらやましいのでしょう。のどかのお父さんもしてくれていたんだよ。歩けなくなる前の日まで。

 10月31日 今日はフライのころもつけに挑戦!みことはあいにく宿題とにらめっこしていたので、つかさが小麦粉、卵、のどかはパン粉です。意外にも上手に出来るものです。おさかな、ウィンナー、さつまいも、なすび、鳥肉、かぼちゃ。最後まで楽しんでしました。つかさの指もフライにできそう!掃除してからいただきますだけど。これで今度からフライはおまかせ!

 11月12日 北村先生への自己紹介を聞いていて、みことははじめてダウン症という言葉が耳に残ったようでした。帰り道「お母さんダウン症って何?」と聞いてきました。染色体のこと、いろいろな事がゆっくりな事を話しました。「のどかとみことは違うの?」どこまで理解出来たのかなぁ・・・事務局で「のんちゃん」という本を借りてきました。

 11月16日 保育園の運動会のビデオを今年は買いました。つかさの障害走、はじめに鉄棒前回り、つぎにはしごをくぐり、(このあたりまでは、他のお友達も写っているのですが・・・)つぎの平均台で1番高いのを選んでマイペースですすみ、ゴムを跳び、ゴールするまで(途中で母に手を振り)つかさだけを撮ってくれました。来年の竹馬に向けて今から特訓中!

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