京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2006年12月号 掲載)
北村小夜先生 講演会『共に学ぶ 共に生きる』 報告

 11月11日(土)京都市障害者スポーツセンターにて北村小夜先生の講演会を行いました。聴講者59名、保育の子ども26人、ボランティアさん30名の参加でした。

 講演はご経験からの事例をあげてわかりやすく、「まったくその通り!」と腑に落ちる内容で、ゆったりとおだやかな口調ながら力強く心に響きました。

 質疑応答では就学や入園に不安をかかえた親からの問いがありました。例えば、育成学級をすすめらているがどうすればいいか、普通学級で他の生徒さんに迷惑がかかるのではないか、保育園で年齢の低いクラスに入った方がいいと言われている、育成学級でゆっくり学べばひらがなが書けるようになるのではないか、などなど。中 でも、「子どもにあった学級で子どもに自信をつけさせてあげた方がいいのではないかと言われ悩んでいる」という投げかけに、「特別の場でついた自信が役立つでしょうか」とスパッと答えられ、なるほどと納得しました。

 講演のテープおこしが会報の次号には間に合うと思います。

 講演の後には販売した著書にサインをしてくださり、その日のうちに東京までとんぼ返りというあわただしい日程でした。
北村先生どうもありがとうございました。
(近藤)   




会報No.127のindexへもどる
会報バックナンバーのindexへもどる

homeへもどる