京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2008年12月号 掲載)
西村さんちの三人娘とガンバル母ちゃんドタバタ日記(その14)

西村ちとせ

9月27日 小学校の運動会。もちろん運動会はつかさも1年生のみんなと一緒に50m競争も障害物競走も、玉入れも参加。走るのが得意(というか逃げ足が速いというべきか)のつかさ50m競争では5人中4位。
運動会は赤組対白組で得点を競うので、つかさも4位のカードをもらっている。見ていると点数係の6年生が「つかさ!こっちこっち」と呼んでいる。ああ、こんな風に、みんながつかさを知ってくれているのかとうれしくなった。
そして、帰り道、同じ学校のトライアングルの会員さんに「つかさちゃん走るの速いんですね」と声をかけられる。「ちゃんとみんなと走らせてもらえるんですね。来て良かった。」とも。つかさの存在が、人を勇気づけているなんてスゴイ!
ところで、大きい声では言えないが・・・ゴールでカメラをかまえていたにもかかわらず、いつ走ったかわからないうちにみことの80m競争は終ってしまったのでした。みことごめんなさい・・・

10月11日 この頃、おしゃれに目覚めたみこと。着るものにもなかなかうるさい。
「えーっ!またお下がり?誰のお下がり?」といちいちうるさい。それを聞いているのどかも・・・「なんでお姉ちゃんみたいに自分で服選んだらあかんのよ〜」と用意した服を着なくなった。つかさも口にはしないがしっかりと自分でタンスから服をだしてくるようになった。
女の子三人、大変だなー。

11月3日 「お母さんおにぎり作ってもいい?」とみこと。一度教えたら次からは、まかせられるからラクチン!「お母さんみたいにきれいな三角にならへんなー」と言いつつ作っている。のどかもつかさも便乗。「こうやって手に水をつけてなー・・・」とみこと先生が教えている。
次の日「お母さんおにぎり作ってもいい?」とのどか。なんでも早いのどかさっさと作って食べていた。三人で食事を用意してくれる日も近い!?

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