京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2008年12月号 掲載)
文化祭

島崎実幸
 私は高校に入って初めての文化祭でした。
 11月13日の文化祭で初めて西遊記の劇をしました。私は娘役をしてタイミングをはずしたけれど頑張りました。家庭クラブの作品ショーもしてはずかしかったです。
 11月15日の文化祭で私はマドレーヌを売りました。お母さん来た時はなくなっていました。私の作品が展示にありました。俳句が自分でも感心しました。卓球のことを書いていて良かったです。私は食べ過ぎました。揚げたこ焼きとキツネうどんとカレーうどんとフランクフルトと飲み物を食べたり飲んだりしていました。最後に弁当を食べました。まんぷくになって丹波口から歩いて帰って来ました。


島崎明子

 13日は舞台発表、15日は展示や模擬店、農作物販売等があり、私もおばあちゃんと近所のおばちゃんも一緒に15日に行ってきました。

 農業科の生徒の作品、花の寄せ植えや花の苗、大根や白菜をはじめ色んな野菜がとても安く、車の荷台が一杯になる程、買いこみました。展示会場の体育館、家政科1年生はエプロンと三角巾、腕カバーと布袋を作らせてもらったのが展示されていました。生徒全員の俳句や短歌も張り出されていて、みゆきは「卓球は私にとって宝物」と詠んでいました。他の子どもたちの作品も、ねむいだの太っただの進級できるかなだの、気どらないすなおな作品が並んでいて、学校の自由な雰囲気が伝わってきました。

 模擬店で抹茶とおまんじゅう、きつねうどんを食べて、私たちはそれで充分おなかいっぱいになってみゆきよりうんと早く帰ってきました。みゆきは6じすぎに帰ってきたのですが、いつもより少し遅いなと思ったら、丹波口の駅から歩いて帰ってきたとのこと、「??・・・」と思っていたら本人の書いた通りのものを全部食べて、さすがに食べ過ぎたと思ったらしく、いつもなら京都駅からバスで帰ってくるところを少しでもダイエットのつもりでしょうか、歩いて帰ってきました。

 私も模擬店のメニュー見た時から少し心配していました。「ヤバイ、みんなみゆきの好きなモンばっかりや・・・」。だから前もって担任に問い合わせました。「文化祭の日はおうどんなど食べると本人が言うので弁当持たさなくていいですね?」すると担任は「売り切れる可能性もあるので、念の為、弁当持たせて下さい」・・・ということでこのありさまでした。

 さすがに次の次の日、おなかをこわして早退してきました。


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