京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2009年12月号 掲載)
いもほり報告

 10月25日(日)静原とくおか農園にイモ掘りに行きました。24家族79人、ボランティアさん17人、OBボラさん1人の総勢97名の参加。天気は雨の予報でどうかと心配されましたが、降ることなく、カンカン照りでもなく、ちょうどいい空かげんでした。

 おイモ畑に到着すると、空き地に材木でブランコやシーソーがこしらえてありました。けれど、まだ未完成。遊具はおあずけで、さっそくイモ掘りを始めました。去年は日差しが強くて暑かったので今年は開催時期を1週間遅らせたのですが、収穫を待っている間に畑をイノシシに荒らされたそうで、イモが少ない株があるとのことでした。硬い土を掘ってみると、イモは少ないか大きいかのどちらかで、中にはカボチャかと思われる程でっかく育っているものがありました(食べるとちょっとスジっぽかったです)。今年は新企画「イモの大きさコンテスト!」があり、1、2、3位の人には賞品が出ます。品評場にはそれぞれの大きなイモが並びました。

 イモ掘りを終えると大人も子どもも豚汁の調理スタート。お父さんたちのかまどの準備もできて大きな鍋にお湯が湧き始め、切った材料が放り込まれていきます。煙にまみれて豚汁作りのお父さん、ご苦労さまでした。今年の豚汁はことのほか美味しかったです。

 豚汁のおかわりも済んだところで、参加者の自己紹介。続いて、コンテストの結果発表! みごと1位に輝いたりょう君たちの表彰がありました。
 そうこうしている間にも農園のおじさんが木材の遊具を完成させて、みんなで大型の遊具で遊びました。農園のおじさんの発案で丸太渡りのゲームが始まりました。親チーム、子どもチーム、ボラチームに分かれ、4本の丸太を落っこちずに渡り切った人が多いチームが勝ち。丸太渡りはなかなか難しくて、大人でも渡りきれません。子どもチームで参加したタカちゃんは、イケメンのイタリアン父、ヨハンさんに手を持ってもらって丸太に上ると、そのまま手を離さずに丸太を渡りました。それを見たトライアングルの乙女たちも次々に出てきて、ヨハンさんにエスコートされて渡り、そのうちに小さな子も親やボランティアさんと手をつないでの丸太渡りになりました。最初は“一人で渡り切った人が勝ち”のゲームだったのに、“人の手を借りてもいいから頑張ろう!”というルールに変えてしまった子どもたちって、いいなぁと思いました。

 みなさんお疲れさまでした。ボランティアさんありがとう。
(近藤)


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