京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2009年12月号 掲載)
西村さんちの三人娘とガンバル母ちゃんドタバタ日記(その20)

西村ちとせ

9月2日 台所の後片づけお願い!と頼めば完璧に、生ごみの片づけから、ごみうけのそうじまでピカピカにしてくれるみことだが…五年生にもなるとなかなか忙しい。そこで、本当ならつかさ、といいたいところだがまずはのどかに伝授。何でもやりたいのどか。はりきって食器洗い!血液型O型ゆえにせっけんの泡が少々ついていても「ちょっとくらいいいやん」と気にしないが、日々上達している。

10月17日 きゅうそ秋キャンプ。前回、予想に反して出発直前泣いて離れなかったつかさ。今回は…意外なハプニング!!
のどかを保育園に送っていき、帰ると自転車がない!嫌な予感が…。みことは自分の身支度に忙しく、出ていくのに気づかなかったらしい。集合時間は迫るし、焦ってみことと二人で心当たりをさがすが、見つからない。自転車なので行動範囲が予測できない。キャンプは無理か…とあきらめた頃、どこからともなくつかさ現れる!よかった。よかった。
今回は、二ヵ月ぶりというのに、遠くからボランティアのおねえさんを見つけて、「サンデー」と走っていった。ごきげんでバスに乗り込み出発していった。
残された母たち。「あ〜身軽。明日まで自由の身!」といったものの…一人になってみても、さて何しよう。いざとなるとしたいこともなく、早々に保育園にのどかを迎えに行った。
今日は、母をひとりじめ出来るのどか。「おかあさん、一人はいいなぁ」を連発する。特別なことは何もしないが、二人でいるだけで満足気なのどかであった。次の日には、「おねえちゃんまだ〜。つかちゃんまだ〜。」と、はやくも一人に退屈するのだが。

11月14日 自転車はスイスイ危なげなく、乗りこなすようになったつかさ。一輪車に乗る練習をするのどかをみて、しないはずがない!母もやっと片手でつかまりながらしか乗れないので、教えられず、教えると言っても自分で納得しなければ、乗らないだろうが。というわけで勝手に練習している。えらいもので、フェンスにつかまれば座ることはすぐに、できるようになった。あとは、練習あるのみ。楽しみにしている。

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