京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2010年12月号 掲載)
お芋掘り報告

 10月17日、例年通り、静原の「とくおか農園」にお芋掘りに行きました。今年はいつもより参加者が少なく、その割には沢山のボランティアさんが参加してくれて、おかげでゆっくり、のんびり、暑すぎず、寒すぎず、アウトドアにはもってこいのお天気のもと、みんなで芋掘りを楽しみました。芋掘りが終わると次は豚汁と焼き芋作り。芋を川で洗う人、それを新聞紙に包む人、芋や野菜を切るのは子どもとボランティアさんたち、大鍋に湯をわかすのはお父さんたち・・・。大鍋に固い物から順に放りこんで、もちろん豚肉もお芋も放りこんで豚汁の出来上がり。あとからおうどんもいれて、豚汁も焼き芋もおいしく頂きました。

 お昼ご飯のあとは順番に自己紹介。その中でゆかちゃんが「トライアングルリーダーの高平ゆかです。みんな楽しんで帰って下さい」と主催者側のコメントをしたのには感心しました。

 次は去年に引き続いて掘ったお芋の大きさ比べコンテスト。そのあと、又、少し遊んで亀山さんの畑のコスモス採らせてもらって解散しました。

 今まで、私たちが芋掘りに行くと、テントもシートも大鍋も、水も全〜部農家の徳岡さんや亀山さんが準備して下さっていて、私たちはその善意に甘えてきたけれど、もうお二人ともお芋作ってなくて、今年も近くの農家にたのんで下さったけれど、やっぱり準備とか大変で、来年は引きうけて下さるところがあるかなあと亀山さんが言っておれらました。亀山さんは去年、ブランコやシーソー作って下さった方です。徳岡さんは「来年はもう、何もしてやれへんかも分からんし、子どもらにアメでも買うてやって」と金一封まで頂いてしまいました。来年のことも心配ですが、今まで「この子たちに何かしてやりたい」という善意に支えられてきたんやなあと改めて感じた今年の芋掘りでした。何とか来年もお芋掘りつづけたいです。(島崎)


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