京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2011年12月号 掲載)
講演会報告

 11月20日、河内さんは名物の「あべ川もち」のお土産をみんなの分、どっさり携えて、静岡から来て下さいました。
「娘 夏木、42才、輝いています。娘の自慢ができる幸せを感じています」
そんなふうに話し始めた河内さんのお話はどこまでもおだやかでしなやかでした。そして何より、夏木さんの話をする時の河内さんが楽しそうで、お二人がとてもいい関係なのだなぁ〜って感じました。

 1才から28才までの子を持つ親たちが、お話を聞いたのですが、それぞれが、今悩んでいることの答えと元気をもらって帰ったような気がします。 「いたずらをする子はね、ちからがあるのよ。そのちからをどう使えば、何ができるか、お母さん、工夫してみて。」いたずればかりすると周りから言われて、息子のことで悩んでいたお母さんに、そう答えた河内さん。そうなのか〜!この前、私はその悩みに、どう答えていいか分からなかったのです。

 河内園子さんというステキな大先輩にお会いできた事が幸せだなあと思える一日でした。ありがとうございました。また、来てください。

 そして、保育の部屋では、人形劇サークル「さんりんしゃ」の皆さんによる人形劇を、子どもとボランティアさんたちが観賞しました。「虹色の魚」他2本。「すごかったぁ〜」と感嘆の声があがっていました。「さんりんしゃ」の皆さん、ボランティアの皆さんも、ありがとうございました。(島崎)




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