京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2013年12月号 掲載)
ボランティアOB&OGの「今!こんなことしてます」


 ご無沙汰しております。2005年卒業、「ちっこいオッサン」こと、さいくんです。
卒業から8年が経ち、30歳。ほんまのオッサンになりました。見た目はたぶん変わっていません。

 卒業後は、認知症高齢者が共同生活をする「グループホーム」に3年間勤めました。
認知症の方々に悪戦苦闘しつつ、じい様・ばあ様達と一緒に料理を作ったり、日帰り旅行に行ったりと、それなりに楽しく働かせていただいていたのですが。当時勤めていた会社が、世間をお騒がせする事態を起こし(新聞の1面を飾りました)、会社は消滅。程なくして、リハビリテーション病院に介護職として転職。現在に至ります。

 リハビリテーション病院とは、病気や怪我の治療が一段落された方が3〜半年程入院し、集中的にリハビリを行い機能回復を目指す、という所です。脳梗塞などの病気をさた、転倒して骨折した、交通事故に遭った等、10歳代〜90歳代、老若男女様々な患者さんがおられます。ここで排泄やお風呂の介助などをしたり、歩行訓練などリハビリのお手伝いをしています。
・寝たきりだった方が座れるようになり杖で歩けるようになった。
・注入食だった方がミキサー食を食べるようになり普通の食事を食べれるようになった。
患者さんの日々の回復にほんの少しでも関われること。努力される姿を回復されていく姿を見させていただけること。ほんの数ヶ月でも人生に関わらせていただけること。上手く言えませんが「ええ仕事やなぁ」と思えます。

 私生活の事も少し。昨年、30歳を目前にして2つの趣味を見つけてしまいました。
昨年の大阪マラソンに当選(正直想定外でした)出場したことが切っ掛けでマラソンにはまってしまい、同僚に誘われるがままダイビングを始めてしまい。完全に独り身を満喫してしまっています。この様子だとまだまだ結婚はなさそうです。

さいくん



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