京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2016年12月号 掲載)
いもほりの報告

 10月23日(日)静原の橋本農園へ芋ほりに行きました。昨年はトラフェスのため芋ほりがなかったので、2年ぶりです。まず、「橋本農園さんはまだ芋ほりやってはるやろか?豚汁とか作らせてくれはるやろか?」という心配がありましたが、無事、いつもの畑で芋ほりをして豚汁や焼き芋を作って食べられることになりました。それならばと、太っ腹のトライアングルはテントを4張買いました(イオン幸せの黄色いレシートキャンペーンでいただいたお金で)。テントは会員の方に無料で貸出しますので、ご入用の方はお申し出を。
 
 芋ほりにさきがけて、ボランティアさんにテント張りの練習をしてもらいました。トライアングル事務局も高齢化していて、参加のみなさまにもいろいろとお手伝いしていただかなければ行事がなりたっていきません。食材の買出し、野菜の下準備、受付のお金集めなども参加のみなさまに分担していただきました。ありがとうございます。
 
 当日は、カンカン照りでなく、ちょうどいい感じの曇りぐあい。
「大きいイモがとれた〜」「ツルにぜんぜんイモがない〜」との声があがりながらの芋ほりのあとは、イモを洗い、食材を切って豚汁作り。かまど番のお父さんたちのおかげで今年の豚汁は格別に美味しかったです。初参加の、赤ちゃんをつれた会員さんも果敢にお手伝いしていただきました。
 
 恒例のイモの品評会では、子どもたちが出品したイモが、きょうだいの審査員によって、「大きい」「形がおもしろい」「イモの家族みたい」というような部門別に賞がつけられました。いろいろな観点で評価をして、さすがに、きょうだいの目線は違うな、と思いました。その後、それぞれ自己紹介。
 
 静原は山里というものの、行く道にトンネルができていて道に迷いそうになったし、畑は獣害よけの電気柵が張り巡らされ、となりの畑には商用の大きなビニールハウス(漬物の“すぐき”にするカブを栽培しているらしい)が数基立ち並んでいて、のどかな風情も変わっていく…。遊べる場所が狭くなっていたので、自由時間もそこそこに、バスで帰るボランティアさんたちを残して早々に帰途につきました。
 
 参加は、21家族、大人28名、子ども26名、ボランティアさん16名の合計70名。参加のみなさま、お疲れさまでした。ご協力いただいた方々、ありがとうございました。(近藤)
 

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