京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報
(1996年12月号 掲載)
(オーストラリア・ダウン症協会会報より)
キャロル、グリーンに熱中
メルボルンの「ヘラルド・サン」誌(1991年6月号)掲載記事より(記事:ヘレン・カーター)
キャロル・プライスはメルボルン・ボーリング・クラブのおかげで、ボーリングの玉が転がるように順調に進歩しています。スプリングヘールのハーデンパーク・ボーリング・クラブではゲームの基礎をダウン症のキャロルに教え始めました。他のクラブでもこのようなことをするようになればと思います。クラブの代表者、グラハム・スパイサーはローンボールは、集中力、バランス、目と手の調整を促すので、知的障害のある人には理想的なスポーツだと言っています。スパイサー氏は特殊オリンピック(80近くの園が参加する知的障害者のオリンピック)のスポーツコーチディレクターをしています。
ローンボールはまだオーストラリア特殊オリンピックの種目には含まれていませんが、ハーデンパークの計画によって参加の方向へボールが転がればと思っています。「他のローンボールクラブ(ビクトリアに550 ある。)も後に続いて、最終的にはクラブ間の大会ができるようになり、さらに全国大会、国際大会へと発展していけばいいと思っています。」とスパイサー氏は言っています。
ダウン症は660 の出生に対して一人の割合で起こる、最もよく見られる知的障害です。オーストラリアでは、毎年約400 人のダウン症の赤ちゃんが生まれています。ポールクラブの方で関心のある方は、特殊オリンピック、ビクトリア事務所、ジョイ・ロートン、(03)497-2324 に連絡して下さい。
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