本の紹介
月刊『むすぶ』 335(11月号)
- 特集「劣った生命」はあるのか
優生思想を考える
ロシナンテ社
¥800(税込)
この本の表紙は、ナント玄米定食屋「がらんど」のメニューの前に立つ佐々木元治君!
『元治・ダウン症・16歳』と題して佐々木さんが元君の誕生から今までをいつものあの語り口そのままに自由に語っています。
今まで私の知らないエピソードもいくつものっていて、読んでいてとても面白かったけど、「私がやってきたことは、彼をどうこうするということじゃなく、言ってみれば私の中にある差別意識との闘いだったんですね」と書かれている所は、ずしりと胸にこたえました。
佐々木さんの記事以外にも、力づけられる記事がいっぱいありました。 (島崎)
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