京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(1998年12月号 掲載)

療育手帳を持っていると、どんなメリットがあるの?

 療育手帳をとると、我が子の知的障害を認めてしまうことになると思い、とるのに抵抗があった−。
 医者が親の立場を考えてA判定のところをB判定に温情をした−。(Aの方がぐっとメリットがあるのだゾー!!)
とまあ、いろいろあるのですが、せっかくもらった手帳ですから、みなさん有効に使いましょう!

  • タクシーは、1割引です。降りる時に手帳を提示してください。ただし、A判定を受けている人は1回の乗車につき小型基本料金相当額の勘定で月4枚あて年48枚の利用券を交付されます。
  • バスや地下鉄では、A判定の方は、本人及び介添人(1人)が無料です。ただし、B判定の人は本人のみ無料です。と、ここは常識的かな?!
  • 私鉄や民間バスは? 会社によってまちまちですが、だいたい半額です。わからない時は、強引に半額券を買ったりして・・・。(と事務局の者が申しておりました)
  • 公営施設はもちろん無料です。(市立動物園、市立美術館、二条城、青少年科学センター、府立植物園)窓口で手帳を提示してください。
  • 京都市障害者センター施設は介護者も無料でOKです。(夏はプールを利用したものです。)
  • 京都勤労身体障害者教養文化体育施設(サンアビリティーズ京都)は、身体障害者の方は無料で利用できます。
  • 所得税、住民税の控除もあります(サラリーマンの方はたいてい会社で手続きをしますが、言わないとわからないしね)。A判定の方は特別障害者控除になりますよ。
  • 日常生活用具の給付や貸付もA判定の人にはいろいろありますよ。電動歯ブラシとか・・。
  • 他にも、大阪キッズプラザは療育手帳で介添人も無料だったとか、海遊館もいけたとか、高野アリーナのスケートは割引だったとか、忍者村も割引だったとかの情報があります。
 とりあえず、どこでも(市内でも市外でも)手帳を出してみよう!!
 おいしい情報があったら、ぜひ事務局まで一報ください。

(福山)


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