京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2007年2月号 掲載)
父親の会参加報告
福田 陽二

 父親の会に参加するようになって、もう10年くらいになります。
 最近は10人前後の人がコンスタントに参加するようになり、何年か前の一時期、参加人数が少なかった頃の「オッサンの会??《からやっと「父親の会《らしくなってきたように思います。
 今年は、高平会長としては、中根さんに教育基本法の改正についてレクチャーをしてもらう腹積もりだったようですが、肝心の中根さんが止む無く欠席となってしまい、残念ながら、これは叶いませんでした。しかし、高平会長より教育基本法の改正についての問題点などのお話があり、もう法案は通ってしまいましたが、私たちの情報の少なさや、状況把握の上十分さを改めて感じた次第でした。

 また、先に行われた北村小夜先生の講演を聞かれたお父さんも何人かおられ、先生のお話に対する感想や一部、反対意見なども出され、色々と勉強になりました。
 それから、今回参加のメンバーの中には、これから就学を控えたお子さんを持つお父さんもおられ、既に就学問題を終えたお父さんたち(参加メンバーの半数以上が二十歳前後の子供の父親です。)から、その経験やアドバイスが熱く語られました。こういった貴重な情報は出来るだけたくさん仕入れ、それぞれに違う自分の状況と考え合わせ、悔いの残らない判断をして欲しいと思います。

 ということで、予定していた2時間余りもまたたく間に過ぎてしまい、今回の父親の会は、いつになく教育的な場となりました。

 1次会の後は、いつものように当然の如く全員で2次会へと場を移しました。
 2次会では、まず松本柳子先生のダンスサークルの発表会?が京都テレビで紹介されたときのDVDが、スナックのカラオケ用テレビ画面に映し出されました。(スナックでこの種の映像が流されたのは前代未聞のことと思いますが、先客がいるにもかかわらず、まるで自分の店のように私的な映像を流す、高平会長という人はいったいどういう人なのか?)発表会には、柳子先生の指導を受けているトライアングルチームも出演しており、その溌剌とした踊りっぷりに感激しました。興味のある人は、一度参加してみてはいかがでしょうか。(なお、高平会長がこのDVDを映した真意は、愛しの輪が娘(と愛妻?)のテレビに映ったかっこいい姿をみせたかっただけ???)その後しばらくは1次会の続きのちょっとお固い話や、一部ちょっと柔らかめのお話を経て、お決まりのカラオケ大会へと移行していきました。

 皮切りは、M尾さんのマイク無用の熱唱(というより激唱?)。これには先客も含めた全員が圧倒され、歌い終わったときには、ヤンヤヤンヤの大喝采でした。続いて、皆さんの得意の持ち歌が披露され、M木さんの英語の痺れる歌や、N岐さんのセミプロ並の歌、その他の方たちも上手な歌に感心しました。きっと、日頃のストレスが発散されたことと思います。冒頭、高平会長の「明日はクリスマス会やから今日は12時までやで!《の言葉もどこへやら、カラオケ大会は12時を過ぎても延々と続いていきました。終盤は例によってK村さんの独壇場になってしまいましたが、最後には全員で青春時代を合唱しお開きとなりました。参加された皆さん、お疲れさまでした。そして参加されなかった(できなかった)皆さん、本会は上記の如く、極めて健全で教育的な集まりです。来年は是非、参加してみてください。

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