京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2007年2月号 掲載)
西村さんちの三人娘とガンバル母ちゃんドタバタ日記(その3)

西村ちとせ


 12月23日 「のおか」「のおか・・・」つかさがしきりに口にするようになりました。よくよく聞いていると「のどか」と言っているのでした。妹に追い越されることも増えてきたけれど、やっぱり気持ちはお姉さん!ちょっとエラソウに「のおか」「のおか」の声が響いている我が家です。

 12月26日 冬休み。みことは一人で田舎の祖父母の所に泊まりに行きました。春休みには次の日の朝、泣いて迎えに行ったのに成長したものです。逆にとっても寂しかったのは母でした。そして大変なのも母でした。
三人いるともめる事も多いけれどつかさとのどかは仲良く遊んでとっても静か・・・。でもついついみことに頼んでいること全部自分で動かなくてはならなくて・・・。
ちなみに帰ってきたみこと「なんでみことばっかりあてにするのよ!」
ごめんね。頼りにしてるのよ。お姉さん!

 1月13日 みこと8歳の誕生日。もっかの楽しみは「食べる事」。数日前から誕生日メニューを思考錯誤。前日にはしっかり図書室からお料理の本を借り、メニュー、材料を書いたメモを作成。このあたり生前のとーちゃんそっくり!料理の得意だった姿と重なります・・・。
当日のメニューは、茶碗蒸し、さつまいもごはん、エビフライ、カラアゲ、ほうれん草とコーンのいためもの、かぼちゃの茶巾しぼり、ピーマンじゃこ煮、きゅうりのおかかまぶし、こんにゃくのきんぴら、ひじきの煮もの、プリン、シフォンケーキでした。
誕生日のプレゼントは、もちろん料理の本!でもこども向けより「お母さんの本の方がいいから変えて」だって・・・。
 この日りんごの皮剥きにも挑戦!恐がりのみこと親指をあてず皮を剥こうとしてスパ!指がオチテイタラ・・・と思うと心臓がドキドキ。でもしたいという気持ちはおさまらず一緒に手をあてて再度 挑戦。きっと出来るようになるよ。りんごの大好きなのどかを思う気持ちがあるから。

会報No.128のindexへもどる
会報バックナンバーのindexへもどる

homeへもどる