京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2010年2月号 掲載)
西村さんちの三人娘とガンバル母ちゃんドタバタ日記(その21)

西村ちとせ

11月27日 福井達雨先生の講演会の次の日から新型インフルエンザにかかったつかさ。久しぶりに登校した日の連絡帳。
『一週間ぶりの対面で、顔を合わせた時、飛びついてくると予想していたのですが、違いました。私の方をチラチラ見ながら声も出さずに教室へ入って行きました。これは、おそらく成長の証なんだと思います。』様子が浮かぶようだ。
おじいちゃんと孫のような(先生すいません)つかさとH先生。やさしいH先生がつかさは大好きだ。きっと、この後は又いつものつかさにもどって、H先生!!と飛びついているのではないだろうか。

12月7日 町内の方のお通夜に出かける。夜に三人置いて出かけるのは、この時期特に心配。私のする事を見ていて、同じように真似するつかさ。先日も布団乾燥機をはずし、ストーブの前に置いたから大変!!気づいた時にはあわれ…溶けて変形したタイマーが利かない乾燥機になっていた。
そんな事があったから、しつこいくらい「火の用心に気をつけて!火の用心に気をつけて!」と繰り返し言った。
それを聞いていたのどか。「お母さん。火の用心ってこわいの?」
よほど怖いものと思ったのか。かわいいのどか。

1月11日 13日のみことの誕生日プレゼントを買うためイオンモール草津に出かける。バーゲンの時期で、めったに買うことのないつかさの服を買う事にした。「つかちゃんの?ありがとう、お母さん!」と大好きな赤いハートのついたパーカーをしっかりと帰りの自動車の中でも待っていた。次の日、学校に着ていったつかさ。『パーカーがお気に入りで「ジャジャジャーン。」と言ってみせてくれました』と連絡帳に記されていた。

1月13日 みこと11歳の誕生日。「お母さん、誕生日には怒らんといてな気分悪くなるし」と前日に宣言。誰が原因作っているのか!?と言いたい。一日がかりで希望のチョコレートタルトを作る。お母さん料理上手やけど気が向いた時だけやしな…とのたまう。どうやらタルトはおいしかったようだ。こどもの日、にもリクエストされている。

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