京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2011年2月号 掲載)
北部の学校

島嵜実幸

 私は福知山の学校に通っています。1月17日は雪が多い事にビックリしながら学校へ行きました。園部からバスに乗って行くのにゆっくりしか動きませんでした。学校に着いた時間は9時前に着いて、9時30分から授業を始めました。その日は家庭科クラブや追認テストがあったけど雪の原因でなくなりました。その次の火曜日に追認テストがあり、私はまだ被服が通っていないので火曜日に受けました。園部のバスが動きませんでした。

 私の学校は坂登って学校があります。坂を登る時滑りそうだったので雪の上に乗って上がりました。上がってしばらくして滑ってこけました。靴もぬれて靴下をストーブで乾かして、数学の時間帯に乾かしていました。体育の時グランドが使えない状態で体育館しか使えません。工事の人と、坂道と坂の上を先生達が雪かきをしていました。先生達の車も雪かきしていました。

・−−−−・−−−−・−−−−・−−−−・−−−−・−−−−・−−−−・

島嵜明子

 北部の学校に通っているので、冬はなかなかきびしいです。
「大雪警報」では休校になりません。1月17日(月)、山陰線が動いているのを確かめて、「園部からJRバスが動いてなかったら、又、電車で帰っておいで」と言って、丹波口駅で見送りました。阪神大震災16年目のその朝は、五条通りさえ太陽が昇る前の6時40分には、まだ前夜の降った雪が凍てついていて、まるでスケート場のようで、ゆ〜っくりブレーキを踏んでも、車はスリップして、お尻をヒューッとふりました。こわかったです。

 園部からのバスもノロノロ運転で30分以上遅れて学校に着いたけれど、綾部からのバスは運休だったとのことで、何人か来れないお友だちがいたようです。おかげで午後から予定されていた追認テストができずに、早々と3時前に家に帰ってきたのでほっとしました。
 学校の前の坂はかなり急な坂で、坂の上や坂の途中で何人もの先生が雪かきをしておられたとのこと。そんな中で転んだり足がぬれたりとかわいそうに・・と思っていたのですが・・・。

 次の日曜日に、靴屋さんがバーゲンをしていたので、「通学用の運動靴を一足、安い時に買っておこう」と出かけて行って、靴を試し履きしていたら、今はいていた靴の底がすりへって穴があいているのを発見しました。「そら、足ぬれるわな、みーちゃん、ごめんなさい!」でした。暗くて、寒くて、眠い毎日がまだもう少し続きます。

 P.S. 2学期末テストのまちがいを直して、再提出してあったものを返してもらって、持ち帰って来ました。みゆきの珍解答をひとつ紹介します。

(3年フードデザインテスト)
「(問)けんちん汁の「けんちん」とはどんな調理法のことか?」
「(みゆきの答え)けんちゃんのやをぬいてけんちんになったと言われている。」

 分からなくても、何かを書こうとして、がんばってい思いつくことを書いたものと思われます。あゆみと2人で大笑いでした。

会報No.152のindexへもどる
会報バックナンバーのindexへもどる

homeへもどる