京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2013年2月号 掲載)
平成25年12月 「父親の会」 報告レポート!

 5歳になる よしひろ の父、古川勝也(まさなり)と申します。
昨年12月8日(土)の夜、トライアングル父親の会が催されました。
場所はいつも四条河原町の裏通りのビヤホール・ミュンヘン。今年はやや少ない目で8人でした。

 私は3年前から毎年参加、4回目になります。4回目ともなると顔見知りの方も増え、又すでに親友としてお付き合いさせてもらっている人も多くいます。
 3年前初めて父親の会に参加した時は よしひろ が2歳でした。私はまだまだ自分の子供を受け入れきれていなかったと思います。私の中で恥ずべき偏見があったのでしょう。しかし父親の会に参加し、多くのトライアングルのみなさんと友達になるにつれ、私の中の偏見や迷いは日々新しい発見と豊かな人生の愉楽へと変わっていきました。たったひとつ同じ境遇であるというだけでどれだけ支えられたことか知れません。

 みなさん宅それぞれのお子さんはすでに大人になった方が多く、先輩の父親の話はとても参考になり楽しいものです。それが初対面であっても実に心安く話していただけます。酔っ払っていてもバカ話していても気持ちはなごみ、ものすごい親近感があるのです。何なのでしょう、年齢も職も違い、生い立ちも様々なのに子供みたいあっという間に打ち解けて話し合えるは。
 ただ比較的年配の父親が多く若いお父さんがいないのが残念です。20代、30代の息子のようなお父さんもぜひ参加していただいたらと思います。年の差などまったく問題ありません。遠慮なさらずぜひ手ぶら丸腰で顔を出して下さい。本当に面白いですよ。

 二次会はカラオケになだれ込み、飲むわ歌うわ踊るわの単なるらんちき騒ぎ。普通の二次会ならあんなに崩れないでしょうね。いい年したおっさん同士、ハシが転んでも高笑いし合う良いお酒です。最年長のM尾さんなどは終電に乗り遅れ京都駅で一夜を明かしたそうです。なんという若気の至りでしょう。

 そんなこんなで父親の会は人を丸裸にしてしまうような魔力があります。こんなことを書くとよけいに誰も参加しなくなったりして…こんな会ですが次回ぜひみなさんのご参加お待ちしております。

     年忘れ父あつまりて子の如し



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