京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)会報


(2013年2月号 掲載)
「京都市障害者施策推進審議委員会」報告


佐々木 和子

 今年度より、「京都市障害者施策推進審議委員会」委員として審議会に出席し、「支えあうまち・京都ほほえみプラン(京都市障害者施策推進計画)策定に参加しています。

 これまで京都市としては、以下のような時間経過で法律(障害者基本法第11条3項の規定により市町村に義務付けられている「市町村障害者計画」)に則った計画を策定し、サービスの実施を行ってきました。

『昭和56年の国際障害者年で目標とされた「完全参加と平等」の実現に向けて「国際障害者年京都市行動計画」(昭和58年〜平成4年)を策定し、以後「国際障害者年第2次京都市行動計画」(平成4年度〜平成13年度)「京都市障害者いきいきプラン」(平成10年度〜平成14年度)「京都市障害者施策推進プラン」(平成15年度〜平成24年度)「支えあうまち・京(みやこ)ほほえみプラン〔障害者施策推進プランの後期計画〕」(平成20年度〜平成24年度)に基づき、総合的な障害者施策を推進してきました。「支えあうまち・京(みやこ)ほほえみプラン」の期間中においては障害者自立支援法の施行(平成18年度)に伴って導入した京都市独自の障害者福祉サービス利用の自己負担軽減策(京都方式・新京都方式)を継続し、サービス利用者を支援してきました。

 国においても、この10年間で、障害者施策のあり方がおおきく変化し、平成19年に署名した「障害者の権利に関する条約」締結にむけて、国内関係法の整備が順次進められています。「障害者基本法」の改正「障害者虐待防止法、障害者の養護者に対する支援等に関する法律」の制定、「障害者自立基本法」の改正(平成24年6月の改正によって「障害者総合支援法」に改称)等が行われています。加えて、障害を理由とする差別禁止にかかわる法制の検討も行われています。このように、障害のある人が地域で当たり前に暮らせる社会、適切な支援を受けながら働ける社会の構築に向けて着実に前進しています。

 「支えあうまち・京都ほほえみプラン〜京都市障害者施策推進計画〜」は、「支えあうまち・京(みやこ)ほほえみプラン」の計画期間が平成24年度で終了することから、平成22年に策定した「京都市基本計画」の分野別計画として改正障害者基本法の趣旨や、市民ニーズ等の社会情勢、京都市の障害者施策の実施状況等を踏まえながら、総合的に障害者施策を推進するために策定し、施策・事業のさらなる推進を図ります。

「支えあうまち・京都ほほえみプラン〜京都市障害者施策推進計画〜」の施策目標は
1.お互いに認め合い支えあってくらすまちづくり。2.自立した地域生活の促進。3.障害や疾病等で支援が必要な子どもに対する福祉と教育の充実。4.生きがいをもって働くことができる社会づくり。5.生活しやすい社会環境の整備。
この5つの目標それぞれに細かく計画が策定されています。』

 すでにトライアングルの子どもたちも、広範囲にサービスを利用しています。
ほんの10数年前まで、知的ハンディのある人に対する支援はなく、不自由な生活をしていたことを思えば、良くなったとはいえ、まだまだ地域で当たり前に生活するには支援が不足しています。京都市の計画に、トライアングルとしても意見を言うべく、勉強会とアンケート調査を行い、1月10日の第二回審議会で意見を述べました。
 その結果、学童の放課後の支援について、一歩、前進した文言を加えることができました。予算等の関係で、なかなか、希望通りとはいきませんが、任期中は、各目標ごとに細かく意見を述べていきたいと思っています。
 会員のみなさんの意見が反映される機会ですので、どんどん意見をお寄せ下さい。


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